- 海外FX業者「FXSuit」は詐欺業者なのか?
- FXsuitが出金拒否をしているという噂について
- 海外FXを安全に使う方法
こんにちは、ブチにゃんです!
今回は海外FX業者の1つであるFXSuitについて紹介します。
2019年にサービスを開始したFXSuitは、当初から出金拒否トラブルが相次ぐなど、非常に評判が悪いFX業者でした。
また2020年にはチャート異常を引き起こしてしまい、多くのトレーダーが強制ロスカットにより大損するという事件に発展しています。
FXSuitでトレードするくらいならXMTradingを使う方が絶対に良いので、これからFXを始めたいという方はXMTradingを利用しましょう。
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FXsuitでは出金拒否やトラブル多発している
海外のFX業者で投資をする際に、一番注意をしなければならないのが、出金拒否などのトラブルではないでしょうか。
FXSuitの場合は過去に詐欺被害があったとも言われており、現在も出金拒否のトラブルを起こしているのではないか?と噂されています。
(続き)【HastForex】ここで思い出したいのがFXsuit。スプレッド操作や出金拒否で結局、被害者続出のまま過去に消えました。この時は、アキラ@FX億トレというアカウントが人柱となり、皆の非難を一身に集めて終了。いくらアキラを責めても何も補償はありません。(続く) pic.twitter.com/3QD7zJAtRY
— ファントム@アラフィフ自己破産 (@PhantomFX3) August 21, 2022
FXSuitの公式サイトは日本語を含む6カ国語に対応していますが、実際には一部しか日本語には対応しておらず、これもトラブルの要因の1つといえるでしょう。
カスタマーサービスはメールとチャットがあり、対応時間は平日24時間とされていますが、英語などが苦手な場合は、グーグル翻訳を利用して日本語を英語に置き換えて問い合わせなどを行う必要が出てきます。
FXsuitで出金拒否に関連する規約は5つある!
出金拒否について語る前に、FXsuitの出金拒否関連の規約について調べてみました。該当するのは以下の5つです。
- 出金方法は入金方法と同一にしなければならない
- 特定の出金方法は拒否する
- 提出書類に不備がある場合
- 銀行関連手数料が支払えない場合
- 取引なしで出金する時に管理手数料が支払えない場合
日本語に対応していない海外FX業者の利用規約の直訳ですのでご了承ください。
出金方法は入金方法と同一にしなければならない
FXsuitでは入金方法と出金方法を同じにしなければいけません。
【17.8】Client’s withdrawals should be made using the same method used by the Client to fund his Client Account and to the same remitter.
直訳すると「お客様の出金は、お客様アカウントと同じアカウントで、かつ資金を入金するのに使用したのと同じ方法で行う必要があります。」となります。
規約自体は他の海外FXでもよくある内容なのですが、肝心の条件が書いていません。
例えばクレジットカードで入金した場合、クレジットカードへの出金は出来ないので、別の手段が必要になります。
日本語対応をしていない海外FX業者の利用規約をここまで読み込むことはそこまでないので、知らないとトラブルになる可能性は高そうです。
特定の出金方法は拒否する
噛み砕いでいうと「FXsuitが一方的に出金を拒否する権利がある」という規約があります。
【17.8】(中略)The Company reserves the right to decline a withdrawal with a specific payment method and will suggest another payment method where the Client needs to proceed with a new withdrawal request, or request further documentation while processing the withdrawal request.
直訳すると「当社は、特定の支払い方法での出金を拒否する権利を有します。お客様が新しく出金要求をする場合、または出金要求の処理中に追加文書を要求する必要がある場合は、別の支払い方法を提案します。」となります。
こちらは、FXsuit側が追加で資料を請求しなければいけない場合は、別の出金方法を提案するということですね。
はっきり言って、何を基準にしているのか、どんな出金方法だと追加の資料が請求されるのかわかりません。
また、入金方法と同じでなければダメだと上記では言われているのですが、FXSuit側の都合が多すぎると言った印象です。
提出書類の不備が確認された場合
提出された書類に不備がある場合は出金ができません。
【17.8】(中略)if we are not satisfied with the document provided by the client, we will cancel the withdrawal transaction and the client’s bank account provider.
直訳すると「お客様から提供された書類に満足できない場合は、お客様の銀行口座への出金をキャンセルします。」となります。
この規約に関しては割とどこのFX業者にもあるように思えます。ただし、どの段階で提出書類が要求されるのかによって印象は変わるでしょう。
例えば出金直前に書類の提出が必要な場合、種類の不備が原因で出金ができないとなると印象は「出金できない」となるでしょう。
また直訳すると「満足できない」となるため、不備が無くても満足いかなければ出金拒否できるの?という疑問も沸いてきます。
銀行関連手数料が支払えない場合
銀行関連手数料を支払えない場合は出金ができない場合があります。
【18.2】(中略)
The Company may also charge for incidental banking-related fees such as wire charges for deposits/withdrawals and returned cheque fees.
直訳すると「当社はまた入金/出金の電信送金手数料や小切手返却手数料などの付随的な銀行関連手数料を請求する場合があります。」となっています。
FXsuitの場合は、出金時の手数料が取引口座の残高から支払えない場合は、出金拒否される可能性があるということです。
出金時に手数料が発生するケースは一般的ですが、手数料がハッキリわかっておらず、また請求する場合があるというのは曖昧すぎます。
取引なしで出金する時に管理手数料が支払えない場合
【18.9】The Client further acknowledges and agrees that in cases where deposits and withdrawals are conducted on the Client account without any trading activity, the Company reserves the right to charge an administration fee of 3% of the deposited funds to cover any fees/transaction costs incurred by the Company.
直訳すると「取引活動なしにお客様アカウントで入金および出金が行われる場合、当社によって発生した手数料/取引費用をカバーするために、入金された資金の3%の管理手数料を請求する権利を有することを認め、当社に同意します。」となっています。
取引を一切せずに、入金後に出金をしようとした場合、入金額の3パーセントを支払う必要があるようです。
マネーロンダリング対策として入金金額の一定量を取引しなければ出金できない業者もあるため、この規約に関しては特に問題はありません。
規約を知らずに出金拒否になるケースは避ける
海外FX業者はXMTradingのように何年も優良な運営を続けている業者だけではありません。
中には利用規約が英語なのをいいことに、一方的に業者側に有利となる利用規約を作っている悪質業者もあります。
既に口座開設完了=利用規約に同意済みという事なので、規約を知らずに入金してしまえば最後、規約を盾にして出金できないと言われても仕方ありません。
上手な詐欺業者は規約を巧みに操ってくるので、口座開設をする際は必ず確認するようにしましょう。
FXsuitには詐欺の噂もある
FXsuitの詐欺被害として最も有名なのが3すくみスワップ投資法という事件です。
3すくみスワップ投資法を簡単に説明しておきます。
1.USD/JPYとEUR/USDの売りポジションとEUR/JPYの買いポジションを同量所持することで為替差損を相殺。
2.一方でスワップポイントは貯まっていくため、長期的に保有し続けても損しない。
利益は月利10%と言われていて、拡散当時FXsuitを利用している投資家はほとんどがこの手法を利用していたとみられています。
しかし、チャートが大きく開いてしまったことで強制ロスカットが発生し、3すくみスワップ投資法を行っていた利用者が大損してしまうという事件が発生しました。
また、この手法が爆発的に拡散したのは、FXsuitの関係者ではないかと言われています。TwitterなどのSNSで拡散されたもので、その時は3名のトレーダーが拡散を行っていました。
- アキラ氏
- Saekinomae氏
- Nishino Shogo氏
現在はアカウントが停止しており、ツイートを見ることはできませんが、当時はオンラインサロンなども利用してFXsuitを利用した3すくみスワップ投資法を拡散させていたのです。
FXsuitに詐欺の噂があるのはこの事件が大きな原因といえるでしょう。ユーザーを多数集めるためのサクラとして、アキラ氏、Saekinomae氏、Nishino Shogo氏などはFXsuitに雇われていて、ユーザーと資金が集まった段階で、スプレッドを開きロスカット祭り。この状況を最初から狙っていたのではないか?という疑問が「詐欺なのではないか?」という疑問になっているのです。
トラブルを複数抱えるFXsuitを敢えて利用する必要はあるのか?
上記で紹介しているのは【過去のトラブル】である事は間違いありません。しかしながら、運営会社なども変わっておらず、現在でも良い評判を聞かないとなると、あえてFXsuitを利用する必要性を感じません。
高いレバレッジは確かに特徴的と言えるかもしれませんが、他の海外FXと比べると、同じくらいのレバレッジを誇る業者はありますし、リスクがあると思われるFXsuitを利用する意味があるのか疑問です。
また同じ事が起こるのではないか?と言う疑問は解消されませんし、可能性としてゼロでは無いと言う事は覚えておかなくてはなりません。
はっきりと言うのなら、他の業者を使った方が安全性は高いと言えるでしょう。
FXSuitにはデメリットも多い
FX業者にはそれぞれデメリットがあります。それはFXSuitも同じです。
FX業者を利用する際はメリットだけでなく、デメリットにも注目をしておくべきでしょう。
- FXsuitが金融ライセンスに登録していない
- 信託保全が無い
- 海外の詐欺判定サイトFPAで、詐欺(SCAM)認定されている
まず金融ライセンスに登録していない時点でアウトなので、利用は控えるべきです。
メリットばかりに目が行きがちですが、利用する前にデメリットも必ず確認しておきましょう。
まとめ
FXSuitは危険な業者である可能性が極めて高いため、利用するのは避けておきましょう。
- FXSuitは金融ライセンスを保有していない。
- 2020年にチャート異常が原因で多数のロスカットが発生。
- FXSuitではサービス開始時から出金トラブルが多発。
- 資金が出金できない可能性が高いので利用はNG。
意図して起こした事件なのか、意図して起こしていない事件なのかは、この際どちらでもいいでしょう。確実に言えることとして、失った信頼を取り戻すことはできないということです。
一度上記のような事件を起こしてしまった以上、FXsuitに対しての印象は「危険な業者」というものから変わることはないでしょう。
海外FXは「ハイレバレッジのトレードが可能」「ゼロカットシステムがある」などのメリットが多いため、初心者にもおすすめのサービスです。
一方でFXSuitのように詐欺まがいの危険な業者もあるため、利用するFX業者を選ぶ際は、口コミや評判をもとに慎重に選びましょう。
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