- ゲムフォレックスがサービス停止となった理由
- 資金難に陥った原因と時系列
- ゲムフォレックス利用者がとるべき対処
- ゲムフォレックは今後どうなるのか?
こんにちは、ブチにゃんです!
今回はゲムフォレック(GEMFOREX)がサービス停止となってしまった理由を詳しく説明していきます。
ゲムフォレックスでは2022年頃から突然として出金遅延やトレード環境の不具合が発生していたので、その頃には既に隠せない程に問題が大きくなっていたのでしょう。
ここではゲムフォレックスがサービス停止に陥った原因や利用者がとるべき行動を解説しているので、ゲムフォレックスを利用している人は参考にしてください。
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ゲムフォレックスがサービス停止となった3つの理由
大手海外FXであるゲムフォレックスは2023年5月31日付けてサービスの一時停止を発表しました。
ゲムフォレックスがサービスの一時停止をせざるを得なくなってしまった理由は以下の3つです。
※GEMFOREX公式サイトに掲載されているもの。
ちなみに上記のサービス停止に至った背景は公式サイトに記載してあります。
【理由①】集団による第3者名義貸し&口座転売
1つ目の理由を簡単に説明すると「ゲムフォレックスのボーナスを悪用する集団によって多額の損失が発生した」ということです。
これはボーナスを売りにしているFX業者を狙ったものであり、ゲムフォレックスの場合は最大8口座まで分割入金してもボーナスが全口座に付与されるという仕組みを悪用されたようです。
ゲムフォレックスはボーナスが豪華であるため、ボーナス目当てで口座開設をするトレーダーも多くいます。
ボーナスは利用者にとっては良いですが、FX業者にとっては負担でしかなく、特に「ボーナスだけを貰って入金せずに辞めるトレーダー」は運営に取って1円の利益もありません。
また不正が行われている状況に早めに気付けなかったゲムフォレックスの管理や仕組みにも問題点があるでしょう。
【理由②】決済代行会社(A社)による資金の持ち逃げ
2つ目の理由を簡単に説明すると「ゲムフォレックスに代わって利用者との入出金を代行する会社が資金を持って逃げた」という事です。
決済代行会社(A社)が入出金に使う35,879,651USD(約50億円)を持ち逃げしたのが真相で、現在は警察に被害届を提出し主犯格の捜索中となっており、示談が成立しない場合は訴訟に入る予定とされています。
ただし、現時点では決済代行会社A社の言い分は分からないため、あくまでもゲムフォレックス側の主張のみであるというのは理解しておきましょう。
【理由③】決済代行会社(B社)による資金の未払い
3つ目の理由については決済代行会社B社が何の資金を未払いであるのかが不明ですが、ゲムフォレックスの報酬支払い等が考えられます。
決済代行会社(B社)による1,098,709,370円 (7,996,429.18 USD)の未払い
2022年後半、決済代行会社(B社)による約10億円の未払いが発生。
※GEMFOREX公式サイトから引用
決済代行会社(B社)による7,996,429.18USD(約10億円)の未払いあり、現在はGEMFOREXへ毎月1,000万円ずつ分割で返済されている事。そして、示談が成立して訴訟にはならないと言う点も併せて発表されています。
また5月15日以降にボーナスキャンペーンが増えた事や、NFTの販売を開始するなど、資金調達の動きが目立ち始めた事を考えると、本当に2022年後半に起こった出来事なのかは怪しいなと感じてしまいます。
サービス停止の理由は3つだけなのか?
原因として公式サイトで述べられているのは、以上の3つとなっていますが、現実問題として資金繰りの悪化が原因と言うのは間違いないでしょう。
現状ではサービスの完全停止と言う事では無く、一時停止となっています。
これはあくまでも、ゲムフォレックス側の言い分であり、全ての原因がこれなのか?と言われると、違うと思います。
しかしながら、それ以前から資金難になっていたのではないか?と言う見方も出来ますし、こちら側からゲムフォレックスが発表している原因の確認が全く出来ないのも事実です。
上記の事は原因の一端にはなったかもしれませんが「本当にそうなのか?」と疑ってしまうのは当然なのではないでしょうか。
ゲムフォレックスのサービス停止を時系列で解説!
次にゲムフォレックスがサービス停止に至るまでの事件を時系列ごとに見ていきましょう。
日付 | 事件の内容 |
---|---|
2022年12月6日 | 集団不正取引があったことをGEMFOREXが発表。 |
2022年12月6日 | 出金をする際にトレーダーに対して20日以内に追加の書類を提出される等、不正監視や取り締まりを強化。 |
2022年12月7日 | ゲムフォレックスの調査により、トレーダーによる第三者への名義貸しが露見し、出金遅延が発生。 |
2022年12月9日 | ゲムフォレックス公式Twitterで不正取引強化に伴い情報発信の打ち切りを発表。 |
2022年12月23日 | ゲムフォレックス公式TwitterのDMが利用不可に。 |
2023年4月27日 | ゲムフォレックス公式がTwitterを削除。 |
2023年5月15日 | 決済代行会社A社およびB社とのトラブルを公表。 |
2023年5月30日 | ゲムフォレックスへの銀行入金がストップ。 |
2023年5月31日 | サービスの停止が発表。 |
時系列としてはこんな感じです。
始まりは集団不正取引であると言われていますが、それ以前から資金状況が悪化していたのか、不正による出金を止めようとしたのか、出金面でかなり厳しい措置が取られています。
2022年12月の段階からサービス一時停止の兆候はあったと考えていいでしょう。
実際の所はこの辺りから出金拒否・出金遅延が起こるようになったと言われてもいるので、確実に資金難である事は間違いありません。
そして「銀行入金の停止からサービス停止までが異常に速い」という点も批判の的になっています。
現にサービス停止まで追い込まれていたギリギリの状況で、顧客からの資金調達を行っていたので、批判や不満が出てくるのは仕方ないでしょう。
ゲムフォレックスを利用しているトレーダーはどうすべき?
ゲムフォレックスは大手海外FX業者であったということもあり、今回の問題がトレーダーに与える影響は、人数・内容ともに非常に大きいものとなってしまいました。
しかし投資である以上はこれも自己責任。事件が起きてしまったことは仕方が無いので、まずは少しでも良い状況にするために早めの対処を始めましょう。
現時点で発表されているゲムフォレックスの情報をもとに、トレーダーがとるべき対処法を解説しているので、一緒にみていきましょう。
保有しているポジションはできるだけ早めに決済
ゲムフォレックスで投資をされていた方の中にはポジションを持ったままサービスが停止を知った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
新規ポジションの受付は停止しているとは言え、何かの拍子のポジションが取れてしまう事もあるかもしれません。
そうなると、余計な損失を被ってしまう事になるので、新規のポジションは絶対に取らないようにしておきましょう。
ゲムフォレックス側は未決済のポジションは6月30日までに決済するようアナウンスをしているので、まだポジションを保有している方は、慌てずに6月30日までにポジションの決済を行うようにしてください。
ゲムフォレックスへの問い合わせ先が変更
現時点でゲムフォレックスに問い合わせをしたい場合は、コンプライアンス部にメールで連絡をする必要があります。
ゲムフォレックスへの連絡は「compliance@gemforex.com」にメールを送信しましょう。その際に氏名や口座番号等も合わせて連絡するとスムーズです。
しかしながら、問い合わせをしてもテンプレートのような返事が来たり、そもそも返答が無いことも多いようです。
まともな業者であれば「専用の問い合わせフォーム」を作ったり、公式サイトで情報発信をこまめにしれくれると思います。
待たずに問合せを行ってもまともな返答は返ってこないので、問い合わせするだけ時間の無駄になりかねません。
残高の出金は未だに遅延中
サービス停止の噂があった段階から「未出金分を定額・分割出金」についての発表がされていましたが、現在では「停止」となっています。
現時点でわかる情報として「従来の発表通りの出金申請が終わった後に、遅延損害金を支払うとして対応」との発表があり、遅延損害金は30日経過したユーザーに対して年5%の利率でゲムフォレックスのお財布口座に反映されるとのこと。
サービス停止で出金もできないと考えると5%と言うのは、少なく感じてしまうのは自分だけでは無いはず。「資金の確保」が出来ていなかったと言うのは明白ですね。
問題が解決したらサービス再開を予定している
現段階の発表ではありますが8月1日に事業継承をした上で出金対応などを行うことが発表されています。
この発表はあくまでも、M&Aの完了が8月1日と言うものであり、サービスの再開が同時に行われるとは思えません。
再開するとしても8月1日以降になるのはほぼ確定だと思いますが、8月1日に何かしらの結論が出る可能性は高いです。
逆に言うのなら「M&Aが上手く行かない場合はどうなるのか?」と言う話ではあるのですが、資金が一切返ってこない等のリスクも想定しておかなければいけないのかもしれません。
M&Aでの資金調達を目的としていて、ユーザーの投資資金を支払うだけの資金状況では無いと言うことなのは明白です。
仮にサービスを再開できたとしても安心して利用できない
あくまでもゲムフォレックス側が発表しているのは、予定であり決定事項と言う訳ではありません。
M&Aが上手く行かない可能性もありますし、ゲムフォレックスの要素を残したまま運営ができない可能性も十分にあります。
何よりもユーザーが「出金遅延」「出金拒否」「停止前のボーナスで入金の催促」を行った業者を使い続けるのか?と言う疑問が残るのです。
このサービス停止を経て同じようにゲムフォレックスを利用するかと言うと、利用しないと答える方も多いのではないでしょうか?
そうなってしまうと、極端にユーザーが減ってしまう事が考えられ、遅かれ早かれ「倒産」の可能性が出てきてもおかしくありません。
ユーザー側に立ってみると、いつでも出金できる等の最低限の安全性は確保しなければ投資を行いたくないでしょう。
個人的には「サービス再開の話をする前に、今の問題を完全に解決しろ」と思います。
明らかな資金難なので倒産の可能性も捨てきれない
事業継承を発表したのは「未出金状態のユーザーに対して事業継承金額から捻出するため」と言われています。
ここからわかる事は明らかに切羽詰まっている状況であるということです。
M&Aについては話が進んでいるとの事ですが、買収されない場合は事業の継続は不可能と見ていいでしょう。
つまりは倒産する可能性というものを今から見越して動いておかなければならないと言う事です。
とはいえ、現時点でユーザーができることはほとんどありません。
まとめ
ゲムフォレックスのサービス停止は「利用者によるボーナスの悪用」や「決済代行会社の資金持ち逃げ」などが原因であり、現在でも出金遅延または出来ない状況が続いています。
- ゲムフォレックスは資金難によりサービス停止中。
- 現在は出金遅延や出金不可の状態が続いている。
- M&Aの資金をトレーダーへの返済資金に充てる予定。
- 問題解決が済み次第、サービスを再開するとのこと。
小規模の怪しい海外FX業者がいきなりサービス停止をして、そのまま飛んでしまうことは珍しくありませんが、ゲムフォレックスほどの業者がサービス停止に追い込まれるのは稀です。
またゲムフォレックスのサービス停止理由も不透明なところが多く、ゲムフォレックスに全く非が無いようには思えません。
仮にM&Aが上手くいき、トレーダーに資金が返せたとしても、事の発端と経緯を細かく説明しない限り、もう一度ゲムフォレックスを使おうと考える人はいないでしょう。
今後もFXを続けるのであれば、ゲムフォレックスの復活を待つのではなく、安全性や信頼性の高いXMTradingに乗り換えることをオススメします。
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