- XMで使える平均足について
- 平均足とローソク足の違い
- 平均足のメリット・デメリット
- XMで平均足を使ってトレードする方法
こんにちは、ブチにゃんです!
一般的にFXで通貨ペアの価格変動を確認するために使われるものというとローソク足を思い浮かべると思いますが、皆さんは平均足という確認方法があることを知っていますか?
平均足はXMの取引プラットフォームとして使われるMT4/MT5でも使うことができ、細かい値動きが確認できるローソク足とは違って、相場の大きな流れがシンプルで分かりやすいという特徴があります。
ここでは普段使わない平均足の仕組みやメリット・デメリットについて詳しく紹介。合わせて平均足を使ったトレード方法についても解説しているので参考にしてください!
またこの記事はMT5で平均足を見ることを前提に紹介しているので、まだMT5を使ったことが無い方は【XMでMT4・MT5をダウンロード/インストールする方法!使い方とできない時の対処法!】の記事も合わせて読んでみてください。
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FXで使われる平均足の仕組み!
平均足とはローソク足の上値と下値に平均値を採用したものであり、コマ足や平均コマ足と呼ばれることもあります。
平均足の特徴はトレンド把握のしやすさであり、特に個人投資家を中心に人気です。
一方でローソク足と同じような見た目ですが、形の読み取り方が異なるため、正しく理解した上で使うようにしておきましょう!
平均足とローソク足の違いは?
ローソク足は決められた時間足(5分足なら5分間の動き)で1本が作られているのに対して、平均足は1本前の数値と現在の数値の2つを合わせて作られています。
詳しく説明すると上値と下値が「1本前の始値と終値の平均」と「現在の平均値」で成り立っているという点が大きな違いです。
現在の平均値が1本前の平均値を上回る場合は陽線(赤:上昇)、現在の平均値が1本前の平均値をした回る場合は陰線(青:下降)となります。
現在の平均値を1本前の平均値と比較して陽線と陰線を決めていることからも分かるように、平均足は移動平均線と同じような仕組みが取り入れられています。
一方でローソク足は1本で指定した時間内の「始値・高値・安値・終値」を表し、実体部分が始値と終値、ヒゲ部分が高値と安値に該当するのが特徴です。
ローソク足は時間単位の細かい値動きがハッキリと分かるという点は良いですが、突発的な動きも強く反映されるため、トレンドの流れを読み間違えてしまうケースもあります。
ただし1分足などの短期足ではローソク足の方がトレンドを把握しやすい面もあるため、状況に応じた使い分けは重要です。
【メリット】売買タイミングの判別がしやすい
価格の平均値を使用することため、売買シグナルが明確で分かりやすいというメリットがあります。
- 陰線が連続で出た後に陽線が出る:買いシグナル
- 陽線が連続で出た後に陰線が出る:売りシグナル
ローソク足は「レンジとトレンドの読み違い」や「週初めの窓の発生」など使い勝手が悪くなるケースもあります。
このようにローソク足が使いにくい場面では平均足を使うと便利です。
移動平均線の視点が用いられているため、上昇トレンドが続いている時は陽線が連続し、下降トレンドが続いている時は陰線が連続する傾向があります。これによりトレンドの方向性が一目瞭然です。
以下は先ほどのローソク足と同じタイミングの平均足ですが、上昇・下降の流れが非常に分かりやすくなっています。
また「レンジ相場では実体が短くなり上下に長いひげが出来る」「トレンドではトレンド方向にヒゲができ、実体が長い」という特徴を覚えておくと、より流れを捉えやすくなります。
【デメリット】トレンドを読み間違える可能性
ローソク足とは読み方が全く異なる点がデメリットといえるでしょう。特に平均足を使い始めた初心者は勘違いしてトレンドを読み違える可能性があります。
ヒゲの部分は平均足・ローソク足どちらも「上ヒゲ = 高値」「下ヒゲ = 安値」です。しかし、上昇局面では下ヒゲがなく上ヒゲの長い陽線が続き、下降局面では上ヒゲがなく下ヒゲの長い陰線が続きます。
- 長い上ヒゲ:高値が続いて上昇局面が長くなる
- 長い下ヒゲ:安値が続いて下降局面が長くなる
一方でローソク足は一目で現在値が分かりますが、平均足はあくまで平均値なので現在値が分かりません。
またトレンド分析に適した平均足はレンジ相場には向いていません。
あくまで平均足はトレンド相場で効果的に働く足であり、状況によってはローソク足が優位なケースもあるということを覚えておきましょう!
XMで平均足を活用したトレードスタイル2選
XMで平均足を使ったオススメのトレードスタイルを2つ紹介します。
- 転換点を利用した逆張り
- トレンドの勢いに乗ったスキャルピング
どれも平均足を使うことで最適なエントリーポイントを把握できるほか、場合によっては1回のトレードで大きく稼げるケースも。
トレードスタイルのポイントを押さえ、勝率の高いトレードを目指しましょう。
逆張りトレード
通常のローソク足ではトレンド転換でダマシが発生することが多々ありますが、平均足を使用すると正確な転換点を把握することが出来ます。
具体的には平均足で陰線が連続しているポイントに陽線が2本連続で出現すると、トレンドが下降から上昇に変わるサインなので買いエントリー(逆張り)をしましょう。
一度陽線が連続するとその後もトレンドが伸びる傾向にあるので、次の転換点である陰線の2本出現までは利益を確定せずそのままにしておきましょう。
そして陽線が連続するタイミングで陰線が2本連続で出現したら利益を確定させます。なお、コマ足が出た後は陰線が1本確定した段階で利益を確定させましょう。
ただし逆張りトレードではトレンドと反対方向にエントリーをすることになるため、いつトレンド方向に動き始めて損失が発生するか分かりません。
そのため逆張りトレード時の利確ポイント・損切りポイントは比較的早めに置いておくことをオススメします。
平均足を利用した逆張りはエントリーポイントも分かりやすいので、初心者にもおすすめの方法です。
スキャルピング
スキャルピングとは数秒~数分で完結する超短期取引のことで、ポジションを保有する時間がとても短いため、細かい利益を積み上げて行くようなトレード方法です。
平均足でスキャルピングする際は「1分足」の表示がオススメ。まずは15分や1時間などの長い時間足でトレンドをチェックして、最終的に1分足が長い時間足のトレンドも同じ方向になってからトレードをしましょう。
オススメの通貨ペアは「USD/JPY」「EUR/JPY」「EUR/USD」といった流通量が多く値動きが安定しているものです。
また取引時間も意識しておきましょう。経済指標の発表で大きく値動きをするロンドン市場や、トレンドに沿った変動をしやすいNY市場がオススメです。
初心者のうちは平均足もおすすめ!
平均足は売買シグナルがとても分かりやすいためFX初心者でも使いやすいのが特徴です。
ローソク足では上昇トレンド中でも下降のローソク足が出ることが多々あります。一方の平均足では上昇では上向きの平均足(赤色)、下降では下向きの平均足(青色)が出るため、初心者でも視覚的に分かりやすいです。
最初のうちはローソク足との違いにかなり戸惑うと思いますが、逆張りやスキャルピングで利益を狙いたい時は平均足の見方を是非マスターして下さい。
まとめ
平均足は価格変動の平均値を取ったチャートであるため、細かい値動きは判断しにくいというデメリットはありますが、細かい値動きに騙されず大きな流れを捉えることが出来るというメリットがあります。
- 平均足は1つ前の足との平均を表すチャート
- 売買タイミングが判断しやすいというメリットがある
- 足の形でトレンドを読み間違えるデメリットがある
- 平均足を使った逆張り・スキャルピングはオススメ!
平均足の使い方としてはローソク足と併用して「トレンド判断」「大きな流れの把握」などに活用することがおすすめです。
またローソク足の細かい動きに惑わされてしまった結果、安易なトレードをして損失を出す事がよくあるという方も使ってみてください。
ローソク足と平均足を併用して、上手にトレードを行っていきましょう!
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