- XMのボリンジャーバンドの使い方
- MT4/MT5のボリンジャーバンド設定方法
- ボリンジャーバンドを使った取引方法
こんにちは、ブチにゃんです!
今回はXM(XMTrading)の会員ページのトレードで使われる「ボリンジャーバンド」について解説します。
ボリンジャーバンドはインジケーターの中でも有名であり、「初めて使ったインジケーターはボリンジャーバンドだった」という方も多いのではないでしょうか?
ボリンジャーバンドを簡単に説明すると「価格の上昇幅&下降幅が分かる」というものであり、上限・下限のポイントに達したところで逆張りをするというトレード方法は、分かりやすいことから初心者にも人気があります。
ここではXM(XMTrading)の会員ページでボリンジャーバンドを使ったトレードを行う方法を解説しています。
『XMの口座開設をしたはいいけど、トレードのやり方で困っている』という方はぜひ参考にしてください。
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ボリンジャーバンドとは|統計学を使ったインジケーター!
ボリンジャーバンドは1980年代前半に米国の作家・財務アナリストのジョン・ボリンジャー氏が考案したテクニカル分析指標(インジケーター)です。
移動平均線を中心として内から順に【±1σ・±2σ・±3σ】という3つの線があり、これはローソク足の価格変動が起きる可能性がある幅を表しています。
特にボリンジャーバンドの±3σで収まる可能性は約99%とされており、トレンドの強弱判断や流動性の判断に有効です。
百聞は一見に如かず。まずはボリンジャーバンドを見てみた方が早いので、MT4/MT5を使ったボリンジャーバンドの表示方法を説明します。
MT4/MT5でボリンジャーバンドを表示させる方法
ここではMT5の画像を使いながらボリンジャーバンドの設定方法を紹介していきます。なおMT4でも操作はほとんど変わらないので、MT4を使っている方も参考にしてください。
まずはMT5/MT4を起動させて、上部メニューにある【挿入】から「インディケータ→トレンド系→Bollinger band」を選択しましょう。
選択するとボリンジャーバンドの設定画面が表示されます。ここで設定すべきなのは【期間】【偏差】の2つ。必要に応じて【スタイル】から色を変更しておくと見やすくなります。
おすすめするボリンジャーバンドの設定は「期間:20」「偏差:2.000」です。ただしボリンジャーバンドの場合は移動平均線を基準にして合計3つのボリンジャーバンドを表示させる方も多いので好みに合わせて変更しましょう。
■ボリンジャーバンド1本の場合
【期間20・偏差2.000】
■ボリンジャーバンド3本の場合
【期間20・偏差1.000】
【期間20・偏差2.000】
【期間20・偏差3.000】
またボリンジャーバンドを3本表示させる場合は【挿入】から同じ操作を3回する必要があります。
ボリンジャーバンドを使った取引方法
ボリンジャーバンドを使った取引方法は「逆張り」「バンドウォーク」「スクイーズ」「エクスパンション」の4つがあります。
- 逆張り
- バンドウォーク
- スクイーズ
- エクスパンション
ちなみにバンドウォーク・スクイーズ・エクスパンションについてはバイナリーオプションで発生する状態のことであり、ここでは状態別の順張り・逆張りも紹介していきます。
逆張り
逆張りとは現在のトレンドが逆方向に向かうポイントを予測してポジションを取る手法です。
ボリンジャーバンドを使った画像を見てみると、一部のローソク足が3σバンドから飛び出しているのが分かります。
移動平均線(中央の線)の上下に表示される線を標準偏差と呼び、統計学上ではローソク足が±3σを超えると異常値となり、いずれはボリンジャーバンド内に収まるとされています。
- ±1σの間にローソク足が存在する確率:68.26%
- ±2σの間にローソク足が存在する確率:95.44%
- ±3σの間にローソク足が存在する確率:99.73%
基本的なトレード方法としては「ボリンジャーバンドでローソク足が+3σを超えたことを確認してから逆張り」が効果的です。
ちなみに元々ボリンジャーバンドは順張りトレードを想定して考案されているため、逆張りで利益を狙えるタイミングは±3σを超えた時が基本と覚えておきましょう。
バンドウォーク
バンドウォークとはローソク足が±2σのボリンジャーバンドに沿ってトレンドを形成している状態のことです。
画像を見ると「相場に上昇や下降のトレンドが発生した時にバンド幅が急拡大し、発生したトレンドをなぞるようにローソク足が推移している」という状態が分かるかと思います。
このようにローソク足がボリンジャーバンドの上を歩く(ウォーク)ことからバンドウォークと呼ばれています。
バンドウォークのパターンは分かりやすく、右肩上がりなら上昇、右肩下がりなら下降トレンドになっています。トレンドに沿って、少し価格が戻った±1σ付近で順張りを狙うのが鉄板です。
スクイーズ
スクイーズとは「収縮」を意味し、ボリンジャーバンド同士の幅が狭くなる状態です。またスクイーズの発生はエクスパンション発生の前兆でもあります。
スクイーズが起きている状態ではボリンジャーバンドの幅が狭くなり、ローソク足の動きも小さくなっています。これは次のトレンドに向けて力を蓄えている状態です。
スクイーズ発生中の新規注文は見送り、ボリンジャーバンドが拡大を始め、明確なトレンドが発生してから順張りトレードを行うようにしましょう。
エクスパンション
スクイーズの後に発生するエクスパンションは「拡張」という意味です。価格変動が大きくなる傾向にあり、また同時にエクスパンション発生時はバンドウォークが始まる前兆でもあります
エクスパンション発生時は逆張りによるリスクが最も高まるため、バンドウォークの発生を確認して順張りエントリーをするのが良いでしょう。
ボリンジャーバンドではスクイーズとエクスパンションは必ず交互に現れます。そのためスクイーズでは取引を見送り、エクスパンションでのみトレードを行うようにすると勝率アップに繋がるでしょう。
ボリンジャーバンドは初心者でも使いやすいインジケーター
ボリンジャーバンドはエクスパンションやスクイーズが直感的に分かるため、初心者にもおすすめインジケーターです。
また「レンジ相場では逆張りをする際の基準」「トレンド相場では押し目買いの基準」として使えるため、トレードスタイルを選ばないという点もメリットでしょう。
ただし初心者が陥りがちな“ダマシ”には十分に注意をしましょう。
FXにおけるダマシを回避する手段として「マルチタイムフレーム分析」というものがあるので、最後に紹介しておきます。
マルチタイムフレーム分析を併用すると精度UP
マルチタイムフレーム分析とは、1つの通貨ペアに対して複数の時間足をチェックすることで相場状況を的確に把握する分析方法です。
例えば長期的には上昇トレンドを形成していても、短期的には下降する局面は多々あります。そのため短期と長期のトレンドが常に同じ動きをしている訳ではありません。
チェックする時間足としては【15分足・1時間足・4時間足】の3つがおすすめ!全て同じ向きにトレンドを形成しているタイミングでのエントリーを狙いましょう。
短期・中期・長期の時間足が同じ時は「かなり強いトレンド」が形成されている証拠なので、トレンドに乗る形でのトレードがベストです。
このように、ボリンジャーバンドは単体ではなく他のツールも組み合わせて使うことで真価を発揮します。エントリーの回数を増やすよりも、エントリーのタイミングをじっくり見極め勝てるタイミングを身体で覚えていきましょう。
まとめ
ボリンジャーバンドは直感的な相場分析がやりやすいため初心者におすすめのインジケーターであると言えます。
- ローソク足が±3σを超えた時は逆張りでエントリー
- バンドウォークの兆候が見えたら順張りでエントリー
- スクイーズが発生した時はエントリーせず相場分析に徹する
- エクスパンションはローソク足が動いた方向に順張り
XM(XMTrading)の会員ページは取引プラットフォームとしてMT4/MT5を使用しているので、様々なインジケーターが使いやすいという点もメリットの1つです。
特にボリンジャーバンドはレンジ相場でもトレンド相場でも使えるため、1度は触れてみるべきインジケーターだと思います。
ただし複数のインジケーターを表示させるのはNG。ごちゃごちゃと表示させると”相場分析をした気”になるかもしれませんが、大事なのは相場をシンプルに判断できるようになることです。
初心者の方はまずボリンジャーバンドはを使ってトレードをしてみてはいかがでしょうか?
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