- FXの証拠金の仕組みと計算方法。
- XMの証拠金維持率とロスカット。
- XMの証拠金のメリット・デメリット。
- XMで安全にトレードをする方法。
こんにちは、ブチにゃんです。
FXでは「資金管理」が重要。これは自分の資金量に応じたポジションを持ちましょうということであり、そこで重要となってくるのが証拠金維持率です。
証拠金維持率を簡単に説明すると「取引に必要な証拠金の何%が口座に入っているのか」というもので、行っている取引が資金的に余裕があるのかどうかを計る目安となります。
また国内・海外に関わらず全てのFX業者は証拠金維持率を基準に強制ロスカット(FX業者側が強制的にポジションを全決済する事)行っており、FX業者によってロスカットを実施する割合は様々です。
そのため証拠金維持率について正しく理解しておかなければ思いもよらぬロスカットをされてしまう事になります。
そこで今回はFXの証拠金について徹底解説。証拠金維持率の仕組みや計算方法、加えてその他の証拠金に関する言葉も説明していきます。
当記事ではXMを例にして証拠金維持率などの説明をしています。結論から言うと証拠金維持率に関してもXMが優秀なので口座開設をするならXMで決まりです!
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証拠金維持率は必要証拠金に対する資金の割合
証拠金維持率とは「取引で必要となる証拠金(必要証拠金)に対する口座内資産の割合」になります。そのため、証拠金維持率が高いほど安全にポジションを取れており、逆に低いほどロスカットの危険が高まっているということです。
ロスカットとはトレーダーが保有しているポジションをFX業者が強制的に決済すること。損失が拡大した場合にトレーダーを保護するために行われ、タイミングは証拠金維持率がFX業者の定める基準値まで落ちた際に実施される。
投資の世界では資金を多く持っている人が有利だというのは当たり前。FXにおいても取引に必要な資金ギリギリしか持っていない人と余裕を持った資金を持っている人では圧倒的に後者の方が有利だということになります。
XMは証拠金維持率が20%を切るとロスカット!
XMでロスカットが行われる証拠金維持率は20%を下回った時です。そのためXMで取引をする際は証拠金維持率が20%に達しないようにロット数・ポジション・取引量を調整しなければなりません。
ロスカット水準となる証拠金維持率はFX業者ごとに様々であり、証拠金維持率100%をロスカット水準に設定しているところもあれば、維持率が0%になるまでロスカットを行わない業者も存在します。
XMの証拠金維持率が国内FX業者よりは優れているのはもちろん、大手海外FX業者と比較しても非常に良心的な水準です。0%の水準ほどではありませんが、長期的にポジションを維持する際に心強い数値といえるでしょう。
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FXで覚えておきたい証拠金に関するワード!
FXの証拠金に関するワードは先ほど紹介した「証拠金維持率」に加えて「必要証拠金」「有効証拠金」「余剰証拠金」の3種類があります。
- 【証拠金維持率】必要証拠金に対する有効証拠金の比率
- 【必要証拠金】ポジションを持つために必要な資金
- 【有効証拠金】現在の取引に使える資金
- 【余剰証拠金】売買に消費されていない資金
証拠金維持率については既に説明をしたので、残りの必要証拠金・有効証拠金・余剰証拠金について説明していきます。
【必要証拠金】ポジションを持つために必要な資金
必要証拠金とは実際にトレードを行う際に必要となる証拠金のことです。必要証拠金は取引する通貨種類・通貨量・レバレッジによって変わってくるので、取引を行う通貨ペア毎に確認するようにしてください。
XM(XMTrading)では必要証拠金の計算を自動で行えるツールが無料で提供されているので、海外FX初心者の方でもすぐに必要証拠金を算出することができます。
XMの必要証拠金計算ツール:XMTrading【証拠金計算ツール】
証拠金の中でも「必要証拠金」は特に取引前に知っておくべき数値になるので、この計算ツールはいつでも使えるようにブックマークしておきましょう!
【有効証拠金】現在の取引に使える資金
有効証拠金とは証拠金に加えて、ポジションの評価損益も加えた金額のことです。
例えば最初に20万円の証拠金がある状態でトレードを行ったとして、その後に2万円の利益が出たとします。この際、有効証拠金額は元の証拠金額と利益額を合わせて22万円です。損失が出た際は、証拠金額から損失分を差し引いて有効証拠金額を算出します。
XMなど大手海外FX会社で採用されている取引ツール(MT4・MT5)では、有効証拠金額が自動で算出されるようになっているので、何を表しているのかを理解しておけば、自分で計算する必要はありません。
【余剰証拠金】売買に消費されていない資金
余剰証拠金とは有効証拠金から必要証拠金を差し引いた残高になります。余剰証拠金が多いほど、ゆとりを持ってトレードできている証です。余剰証拠金額に関しても、取引ツール上で自動で算出されます。
複数のポジションを保有する際は余剰証拠金を確認して、まだ証拠金として余裕があるようであれば追加でポジションを保有することも可能です。
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【XM】証拠金維持率・必要証拠金・有効証拠金・余剰証拠金の計算方法
XMの証拠金維持率・必要証拠金・有効証拠金・余剰証拠金の計算方法は以下の通りです。
・証拠金維持率
=有効証拠金÷必要証拠金×100%
・必要証拠金
=通貨枚数×為替レート÷レバレッジ
・有効証拠金
=証拠金+保有しているポジションの損益
・余剰証拠金
=有効証拠金-必要証拠金
ちなみにそれぞれの数字はMT4/MT5で確認することが出来ます!
そのため完璧に計算式を覚える必要はなく、どのような式で数値が算出されているのかという点だけ理解しておきましょう!
XMの証拠金維持率の計算方法
XMの証拠金維持率は有効証拠金と必要証拠金を使って計算することが出来ます。
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100%
MT4・MT5ではリアルタイムで証拠金維持率が表示されるので、上記の式で計算しなくても証拠金維持率をチェック可能です。
XMでは証拠金維持率が20%を下回るとロスカットが実行されます。維持率が20%を下回らないようポジションの管理を行うことが肝心ですので、常に注意を払うようにしてください。
XMの必要証拠金の計算方法
XMでは無料ツールを使って必要証拠金を算出できますが、下記の計算式を使って自身で必要証拠金を計算することも可能です。
必要証拠金=通貨枚数×為替レート÷レバレッジ
レバレッジに関して、XMでは16種類のレバレッジが提供されています。その中から自分が口座開設の際に選択したレバレッジを使いましょう。
1000倍・888倍・500倍・400倍・300倍・200倍・100倍・66倍・50倍・25倍・20倍・10倍・5倍・3倍・2倍・1倍
選択した自分のレバレッジを上記の「レバレッジ」に当てはめて、必要証拠金を計算しましょう。
例えばドル円のトレードを行いたいとします。現在の為替レートが「1ドル110円」であり、1,000通貨をレバレッジ200倍で購入する場合は、【必要証拠金=1,000×110円÷200=550円】となります。
そのため必要証拠金として550円準備できれば、上記の取引を行うことが可能ということです。
XMの有効証拠金の計算方法
有効証拠金はポジションの評価損益も含めた金額なので、価格は常に変動し続けます。特に計算する必要はありませんが、計算式だけは知っておきましょう。
有効証拠金=証拠金+保有しているポジションの損益
仮に入金額2万円、保有しているポジションで500円の利益が出ているとすると、有効証拠金は20,500円となります。
XMの余剰証拠金の計算方法
余剰証拠金は有効証拠金から必要証拠金を引くことで計算できます。余剰証拠金もMT4/MT5上に表示されているので、計算する必要はありません。
余剰証拠金=有効証拠金-必要証拠金
お気づきの方もいると思いますが、有効証拠金は常に変動するため現在の時点で余裕があったとしても、損失が発生すればすぐに余裕がなくなる可能性もあります。
そのため「まだ余剰資金があるから」とギリギリまでポジションを持つのではなく、ある程度の余裕はもたせておくようにしましょう。
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XMの証拠金維持率における2つのメリット
XMのロスカット水準となる証拠金維持率は「20%」ですが、この数値の長所として「他のFX業者よりも大きな含み益に耐えられる」「スイングトレードなどの長期トレードと相性が良い」というメリットが挙げられます。
- 他の海外FX業者よりも大きな含み損に耐えられる
- スイングトレードなどの長期トレードと相性が良い
他の海外FX業者よりも大きな含み損に耐えられる
ロスカット基準として証拠金維持率が20%とされているXMでは他のFX業者と比べてより大きな含み損に耐えることが可能です。
例えば国内FX業者のようにロスカット水準が100%以上になってくると、為替レートの急変動ですぐにロスカットに至ってしまうケースが多く見られます。
もちろんこの数値はレバレッジや取引数量によっても変わってきますが、証拠金維持率20%がロスカット水準であれば、相場が急変してもロスカットされずにポジションを維持できるケースが多いと考えてよいでしょう。
スイングトレードなどの長期トレードと相性が良い
ある程度大きな含み損に耐えられるということは、XMは長期的なトレードと相性が良い海外FX会社であると言えるでしょう。
レバレッジを低めに設定して、余剰証拠金にゆとりを持たせておけば、ロスカットされる可能性は限りなく低くなるため、スワップポイント狙いのトレードなど長期保有をするトレードスタイルに向いています。
XMでは16種類のレバレッジから選択することが可能です。海外FX初心者の方は最初は無理に高いレバレッジを選ばずに、20倍~100倍あたりのレバレッジを選択して、少しずつトレードに慣れていくというのも良いでしょう
XMの証拠金維持率における2つのデメリット
XMのロスカット水準となる証拠金維持率は「20%」ですが、この数値の短所として「証拠金維持率だけならXMより優れた海外FX業者はある」「レバレッジ次第ですぐに証拠金維持率を下回る」というデメリットが挙げられます。
- 証拠金維持率だけならXMより優れた海外FX業者はある
- レバレッジ次第ですぐに証拠金維持率を下回る
証拠金維持率だけならXMより優れた海外FX業者はある
XMがロスカットの基準としてる証拠金維持率は20%ですが、これよりも低い値に設定している海外FX業者も少数ながら存在します。
例えば、海外FX業者の「iForex」ではロスカット水準は「証拠金維持率0%」です。証拠金維持率0%の場合、証拠金が尽きるまでポジションをキープすることができるため、他の海外FX業者と比較してもiForexの証拠金維持率は群を抜いて低いです。
ただし、その他の大手海外FXの大半はXMと同様に「証拠金維持率20%」をロスカット水準にしています。
そのため海外FXの基準値が20%であると言えますし、XMだから損したというようなケースはありません。
レバレッジ次第ですぐに証拠金維持率を下回る
設定するレバレッジによっては有効証拠金がすぐに証拠金維持率を下回ってしまうこともあり、これは必要証拠金の計算式より確認することが可能です。
必要証拠金=通貨枚数×為替レート÷レバレッジ
必要証拠金を計算する際は、購入する通貨金額をレバレッジ数で割るため、割る数が大きい(レバレッジ数が大きい)ほど必要証拠金の金額は低くなります。
そのため、低い必要証拠金となるような通貨枚数でのトレードを行うことで、資金に余裕を持った取引が可能です。
ちなみにXMでは最大で1000倍までレバレッジを設定することが可能。高いレバレッジの方が必要証拠金は減るため、レバレッジは基本的に1000倍にしておき、低ロットでの取引をすると良いでしょう。
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【ゼロカット】XMでは証拠金以上の損失が発生しない
FXでは為替の急変動によって証拠金以上の損失が生じてしまうケースもあります。国内FX業者の場合は証拠金以上の損失分は追加で入金する必要があり、これを「追証」と呼びます。
これに対してXMでは証拠金以上の損失は全てXMが補填するという「ゼロカットシステム」が導入されています。
XMのゼロカットの仕組みはXMでゼロカットされない条件とタイミングはいつ?追証で借金がありえない理由!の記事で紹介!
そのため、為替相場が大暴落して100万円の損失が発生したとしても、国内FXであれば追証を求められますが、海外FXであるXMでは損失を帳消しにしてくれるのです。
「ロスカット」と「ゼロカット」は全くの別物!
ロスカットは口座内の資金が無くなる前に強制的に損切を行う制度です。損失拡大を防ぐための安全装置のような役割を果たしていると考えてください。
一方、ゼロカットはすでに発生してしまった損失をゼロにする制度になります。トレーダーに対して実施される「補償」の役割を果たしているといってよいでしょう。
ロスカットとゼロカットは言葉の響きが似ていることもあり、よく混同されがちです。実際は役割が異なるので、それぞれ区別して把握するようにしてください。
XMで証拠金維持率を安全圏に保つポイント
XM(XMTrading)で安全にトレードするためには「ロスカット水準に近付いたら追加入金も考える」「証拠金維持率は300%以上を維持するべき」という2点があります。
- ロスカット水準に近付いたら追加入金も考える
- 証拠金維持率は300%以上を維持するべき
特に証拠金維持率を300%以上に維持するというのは重要ですので、しっかりと確認しておきましょう!
ロスカット水準に近付いたら追加入金も考える
当たり前のことですが、証拠金維持率が100%を切り出したら、追加で入金することでロスカットを免れるという方法があります。
相場は結局は一度上がったり下がったりしたところに戻ってきます。そのため今後の戻りが予想できるのであれば、追加入金で証拠金維持率を高めるのは非常に有効な対策です。
しかしむやみに入金してはいけません。その資金を入金せずにロスカットを行い、改めてトレードする方が良いこともあります。
この点はインジケーターなどを使って、正確な相場判断が出来るようになりましょう!
証拠金維持率は300%以上を維持するべき
急な為替変動によってロスカットされることを防ぐには、証拠金維持率にゆとりを持たせておくのが第一です。
そもそも証拠金維持率がギリギリになってしまうトレードは避けるべきであり、少なくとも証拠金維持率300%を維持するようにしましょう。
資金にゆとりがある場合は、維持率を300%以上に調整しても問題ありません。海外FX初心者の方は特に、精神的な負担を軽くするためにも証拠金維持率にゆとりを持たせてトレードを行うようにしましょう。
まとめ
強制ロスカットは「国内FX:証拠金維持率100%」「XM:証拠金維持率20%」で行われるため、含み損に広く耐えることが可能!加えてXMではゼロカットシステムを導入していることから万が一の損失が発生しても心配のいらない業者であるということがわかりました。
- FXでは証拠金維持率を基にFX業者が強制ロスカットを行っている。
- XMでは証拠金維持率が20%に達した段階でロスカットされる。
- 取引は証拠金維持率が300%を上回るように行う。
FXでは長期保有を目的としたトレードは非常に有効で、金を長期保有したり、スワップポイント狙いでメキシコペソなどの新興国通貨を長期保有するなどのトレードは手間がかからずオススメです。
その際にレバレッジを効かせることが出来るかつロスカット水準が証拠金維持率20%以下と含み損に耐えることが出来るXMはまさにピッタリのFX業者であると言えるでしょう!
また、今ならXMで新規口座開設することで3,000円のボーナスを受け取ることが可能です。受け取ったボーナスは実際のトレードで利用することが可能で、口座に資金を入金しなくてもトレードを始めることができます。
XMのボーナスについては【【最新版】XMのボーナス受け取り方・使い方・ボーナス出金を解説!XMはボーナスのみで取引できるのか?】で紹介しています
これを機会に、ぜひXMで口座開設をして海外FXを始めていきましょう。
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