- XMのコーヒー取引について
- コーヒーの価格変動の特徴
- 今後のコーヒー価格の予想
こんにちは、ブチにゃんです!
今回はXM(XMTrading)で取引することが出来るCFD銘柄【コーヒー(Coffee)】について紹介!
XMでは通貨ペア以外にもゴールド・シルバー・パラジウムなどの貴金属、原油などのエネルギー、小麦やトウモロコシなどの穀物、日経平均やナスダックなどの株価指数を取引することができ、これらをCFDと呼びます。
ここ数年はコーヒー需要が高まってきており、比例してコーヒー価格も上昇を続けています。そのためCFD銘柄として考えても上昇トレンドが続いており、非常に取引きがしやすい銘柄となっているのです。
この記事ではXM(XMTrading)で取引をすることが出来るコーヒー(Coffee)について紹介すると共に、取引をする上で重要となる価格変動の特徴やコツを解説していきます。
なおXMを使ったトレードを基準とした考え方になるので、まだXMで口座開設を済ませていない方は以下の記事から先に完了させておきましょう!
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【基礎知識】世界中で生産・取引・消費されるコーヒーを解説!
XMでは世界中で愛飲されているコーヒーを対象とした取引が行われています。2020年頃から先進国・新興国での需要が急激に高まっており、最近注目が集まっている投資商品です。
世界に流通しているコーヒー豆の種類には「アラビカ種」「ロブスタ種」「リベリカ種」という3種類があり、そのうちアラビカ種とロブスタ種だけで世界のコーヒー豆の90%以上を占めると言われています。
アラビカ種は世界シェアNo.1の品種であり、生産量の約60%を占めています。育てるまでに手間がかかるうえに病気に弱い品種ですが、その分とても美味しく、レギュラーコーヒーに使用されることが多いです。
ロブスタ種の世界シェアはアラビカ種に次ぐ約40%。病気に強く大量にコーヒー豆が採取出来ることから、缶コーヒーやインスタントに加工されます。
コーヒー取引は主にニューヨーク商品取引所とロンドン国際金融先物取引所の2ヶ所で行われ、ニューヨーク商品取引所ではアラビカ種、ロンドン国際金融先物取引所ではロブスタ種と取引品種がはっきり分かれているのが特徴です。
東京穀物商品取引所でもアラビカ種とロブスタ種の2品種を取り扱っていますが、規模や流動性の観点から、世界の取引値の指標はニューヨーク商品取引所とロンドン国際金融先物取引所が中心になっています。
コーヒー取引に注目が集まっている理由
先進国・新興国のコーヒー需要は右肩上がりで推移していますが、ここまで市場を拡大させた要因として挙げられるのが、誰もがご存しの大手コーヒーチェーン【スターバックスコーヒー】です。
1971年の開業以来世界中に展開している同社の躍進はコーヒー市場に大きな変革をもたらし、現在でもレギュラーコーヒーの部門で好調な売上を維持しています。
さらに近年ではスターバックスコーヒーに続くコーヒーチェーンとしてドトールやコメダ珈琲などが続々登場していることから、コーヒー需要がこれからも高まっていくということは容易に想像ができます。
また日本はコーヒーの個人消費量で世界4位に位置しており、その消費量は1人一週間あたり約11杯。そのため日本のコーヒーチェーン店の動向を見ておけば、市場の過熱具合がある程度は推測することが可能です。
これらの事から世界的なコーヒー需要は高まっており、必然的にCFDとしてのコーヒー取引にも注目が集まっているということが分かります。
【XM】コーヒーの価格変動の特徴を解説!
コーヒー価格の変動は基本的に主要生産国の動向に注目しておく必要があります。コーヒーは年間を通して各生産地から収穫されますが、収穫期は産地によってことなるため、収穫期には動向をチェックしておくことが重要です。
またコーヒーはゴールドや原油などと比べると市場が小さいため、国際コーヒー機関(ICO)が発表するレポートやアメリカ商品先物取引委員会(CFTC)が毎週金曜日に発表する【CFTC建玉明細】の情報によっても価格が変動します。
ここでは生産国に焦点を当てて説明していきますので、経済指標などについては以下の記事を参考にして都度確認するようにしてください。
ブラジルとベトナムの収穫期に価格変動しやすい
ブラジル・コロンビア・エチオピアなどの産地ではアラビカ種、ベトナム・ガーナ・インドなどの産地ではロブスタ種が栽培されていますが、収穫される時期は生産地が「北半球」「赤道直下」「南半球」のどこに位置するかによって変わります。
- 北半球:10月~3月(エチオピア・ベトナム・インド等)
- 赤道直下:年に2回(コロンビア・ガーナ等)
- 南半球:4月~9月(ブラジルなど)
赤道直下の国で明確な収穫時期が定められていない要因として、山の斜面の方角によって生育条件が変化するほか、北半球と南半球をまたいでいることから、複数の品種を栽培・収穫出来るという点が挙げられます。
コーヒーが豊作となるには天候・病害・虫害などで収穫期に影響が出ていないかが非常に重要となるので、コーヒーCFD取引を行う際は常に生産国の状況を把握しておきましょう。
このようにコーヒーは生産国ごとの収穫時期や収穫量がマーケットに及ぼす影響は特に大きく、先進国や新興国での消費拡大もあいまって値動きが非常に活発な市場であるといえます。
コーヒー生産量が多い『コーヒーベルト』の動向には注意
コーヒーの生産地は北緯・南緯25度以内の熱帯地域に集中しており、このエリアを『コーヒーベルト』と呼びます。
ブラジルやベトナムはもちろんのこと、実は沖縄県の一部の地域もコーヒーベルト上に位置するコーヒー生産地であり、沖縄県産コーヒーのブランド化を目指して生産量拡大を図っているそうです。
他にもコーヒーベルトに位置する生産国で、コロンビア・インドネシア・エチオピアが生産量でベトナムを追いかけている状況で、年々コーヒーの生産量は増加しています。
近年では生産トップを誇るブラジル国内のコーヒー消費量が伸びており、その勢いは消費大国アメリカに迫るほど。第三の消費大国と呼んでも差し支えありません。
このようにマーケットの規模は小さいながらも生産量と消費量が着実に伸びており、コーヒー市場が投資対象として注目を集める理由は「生産量・消費量が比例して伸び続けている」という点にあります。
1975年|ブラジルの降霜でコーヒー価格が急騰
天候がマーケットに多大な影響を及ぼした実例として、1975年7月18日にブラジルを襲った大規模な霜害が挙げられます。
もともと霜にめっぽう弱いアラビカ種ですが、霜に強い品種を改良していなかった点も災いして生産量は激減。供給量の不安を発端に、実際の生産量が激減したことでコーヒーの先物価格が急騰しました。
霜が降りる前日の相場は54セントで終了しましたが、18日当日は始値65セント・終値68セントとなり、1975年末には87セントに急騰したまま終了。1977年3月には1ポンドあたり300セントをつけ、およそ2年間に渡って価格が約6倍に跳ね上がったのです。
結果として多くの生豆商社やロースターが倒産に追い込まれる事態となり、まさにコーヒー業界のオイルショックとも呼べる事件だったといえるでしょう。
1975年の生産量は1976年から2018年の58年間で最も少ない900万袋に落ち込み、この出来事をきっかけにコーヒーの先物価格が急騰する要因となったのです。
それ以降、40年間にわたって相場の安値が約50セント・高値が約300セントで停滞。コーヒー市場の価格相場を一気に塗り替えた衝撃的な出来事でした。
このように、コーヒーの原産国の気候の変化は重要な価格変動の要因であり、主要生産国であるブラジルの生産状況は特に注視しておく必要があります。
XMにおけるコーヒーの取引時間と取引条件
XMのコーヒー取引は冬時間と夏時間で取引時間が異なるという点には注意しておきましょう!
▼XMのコーヒー取引時間▼
- 冬時間:月曜17:20~土曜1:55
- 夏時間:月曜16:20~土曜0:55
上記以外の時間はメンテナンスが行われているので損切り・利確が出来ない点には注意しておきましょう。またコーヒー取引の条件については以下の通りです。
シンボル | COFFE |
---|---|
内容 | US Coffee |
最低価格変動 | 0.00010 |
値動きの最小値 | USD1 |
最低スプレッド | 0.005 |
最小/最大取引サイズ1/80 | 0.005 |
必要証拠金率 | 2% |
※COFFEEの「E」が1つ少ないのは仕様です。
非常に専門的な内容も含まれますが全てを理解しておく必要はありません。最低限「必要証拠金率」は理解しておきましょう。これはコーヒーを売買する際に購入量の2%が証拠金と必要になるということです。
【簡単3ステップ】XMでコーヒー取引を始める方法
XMでコーヒー取引きを始める方法は「XMの口座開設を完了させる」「会員ページからMT4/MT5をダウンロードする」「MT4/MT5でコーヒーのチャートを表示」という3ステップで取引を始めることが出来ます。
- XMの口座開設を完了させる!
- XM会員ページからMT4/MT5をダウンロードする
- MT4/MT5でコーヒーのチャートを表示させてトレード開始
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何はともあれまずはXM口座開設
コーヒー取引きを始めるためにまずはXMで口座開設を行いましょう。
- 【STEP1】個人情報の入力と取引口座の選択
- 【STEP2】名前・生年月日・住所詳細を入力
- 【STEP3】取引口座詳細・投資家情報を入力
- 【STEP4】口座パスワード作成と利用規約の同意
- 【STEP5】登録メールアドレスの受信ボックスを確認
- 【STEP6】XMTradingの口座開設が完了
XMではマイクロ口座・スタンダード口座・ゼロ口座の3つがありますが、いずれの口座を選択してもコーヒー取引は可能です。
中でもオススメはスタンダード口座。今後取り扱う銘柄や通貨ペア、取引き通貨量のことを考えると、最も選択肢の多いスタンダード口座を選んでおきましょう!
3タイプの口座開設については【オススメ紹介】XMの口座タイプ3種類を比較した結果!で詳しく解説をしているので参考にしてください!
また口座開設後には証拠金の入金をする必要があります。入金についてはクレジットカード入金やコンビニ入金、銀行口座からの送金などがありますが、自分が最もやりやすい方法を選択して構いません!
XM会員ページからMT4/MT5をダウンロードする!
口座開設が完了したら続いてMT4およびMT5のダウンロードとインストールを行います。
MT4とMT5どちらの取引きプラットフォームを使用するか迷っているという方は最新版であるMT5を使用しておけばまず問題ありません。
MT4とMT5の違いやメリットデメリット、どんな人に向いているのかについては【XM】MT4とMT5はどっちがオススメ?違いを徹底比較(XMTrading)で詳しく説明していますので参考にしてください。
上記のように、会員ページ内のメニューから【プラットフォーム】を選択すると、パソコン・タブレット・スマートフォンなどの環境別のMT4/MT5が表示されます。
パソコン版
- PC対応MT4(Windows)
- Mac対応MT4
- PC対応MT5(Windows)
- Mac対応MT5
スマホ版
- Iphone対応MT4
- Android対応MT4
- Iphone対応MT5
- Android対応mt5
タブレット版
- Ipad対応MT4
- Android対応MT4
- Ipad対応MT5
- Android対応MT5
ブラウザ版は割愛。なおブラウザ版はPCでしか使用できません。
以上から自分の環境に合ったものをダウンロードしましょう。
MT4/MT5でコーヒーのチャートを表示して取引開始
ダウンロード後にMT4/MT5を起動。最初はUSD/JPYなどのチャートが表示されていると思うので、追加でコーヒーのチャートを表示させてトレードを開始します。
コーヒーのチャートを表示させるには通貨ペア一覧からコーヒーを選択。するとチャートが表示されるため、取引きを開始することが可能です。
もし該当部分にコーヒーが表示されていない場合は、【表示】→【通貨ペアリスト】から「CFD Future」内の「COFFE」をクリックして表示させてください。
無事、コーヒーのチャートが表示出来たらトレードを開始。MT4/MT5を使った注文方法は以下の記事で詳しく説明していますので参考にしてください!
【2024年~】今後のコーヒー価格の動きを予想!
結論から言うと2024年のコーヒー価格は「需要の増加に対する供給の不安定さが影響し、価格の高騰が続く」と予想されます。
2021年7月21日にはブラジル南東地域にある3つのコーヒー生産地が干ばつと霜害に見舞われました。さらにブラジルでは過去27年間で最も気温の低い時期が続いており、たとえ霜害の被害に合わずともコーヒーの木が深刻なダメージを受けており、収穫量の減少が問題視されています。
結果としてコーヒー市場の相場が約40セントも高騰し、1ポンドあたり2ドルにまで迫りましたが、1日で約10%下落するなど価格変動は不安定な状況です。
需要面ではコーヒー消費量が最も多い欧米での新型コロナワクチンの摂取が進み、飲食店の営業が再開されたことでコーヒーの需要は一気に加速しました。しかし、今回の干ばつと霜害の影響で各小売店のコーヒー価格は上昇する一方です。
世界シェアの約40%を生産しているブラジルの霜害の影響は今後も尾を引くことが予想されるので、ブラジル以外の生産地でコーヒーの収穫量が増加しなければ価格の高騰は続いていくと考えられます。
まとめ
今回はXMで取引することが出来る【コーヒー(Coffee)】について説明しましたが、コーヒー相場は生産国による供給量不安や新型コロナウイルスによって抑えられていた需要が戻ってくることによって、今後も価格が上昇していく可能性が高いということが分かりました。
- コーヒーの需要は年々増しており、比例して価格も高騰中。
- 干ばつや霜害要因によって生産国による供給が追い付いていない。
- 価格上昇(上昇トレンド)が予想される今はチャンス!
- XMではCFD銘柄としてコーヒーの取引が可能。
近年注目されているCFD取引ですが、全てに共通している特徴として「一度トレンドが発生すると長期間継続する」という傾向が見られます。
通貨ペアは二国間による価値なので価格調整が入ったりすることも多いですが、ゴールド・シルバー・コーヒーのチャートを見てみると数十年に渡って上昇トレンドが続いている状況です。
そのため相場の動きが読みやすくなっている場面も多々あるため、CFD取引は初心者トレーダーにこそオススメしたいです。
これからCFD取引を始めてみたいという方はぜひXM(XMTrading)で口座開設をして、トレードに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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この度、「ブチにゃんが無料EAで稼いでいる方法を知りたい」という声に応えて、無料EAのノウハウを全てまとめたコンテンツを作成しました!無料EA(自動売買)について興味がある人は以下の記事も要チェックです!
- 自動売買(EA)の始め方
- 稼ぐためのノウハウ
- 無料EAの探しから
- 具体的にブチにゃんが増やした方法
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