- XMがスキャルピング禁止と勘違いされている理由。
- XMはスキャルピングに適しているFX業者なのか。
- スキャルピングで使える取引手法
- XMのスキャルピングで気を付けるべき注意点
こんにちは、ブチにゃんです。
今回はXM(XMTrading)でのスキャルピングについて解説します。
スキャルピングとは短い時間(数秒から数分)で売買を繰り返すトレードスタイルのことです。
デイトレードやスイングトレードと比べるとポジションを保有する時間が短いため、精神的な負担を軽減することが出来ます。
スキャルピングは一回の取引におけるリスクとリターンは少ないというメリットがある一方で、必然的に取引回数が増えてしまうため取引手数料が高くなるという欠点がありました。
そこでXMは2022年10月に「KIWAMI極口座」という新しい口座タイプを設立。これはスキャルピング用と言えるほど少ない取引手数料でトレードが出来るため、XMの弱点が無くなったと個人的には思っています。
ここではXMのスキャルピングについて詳しく説明していますので、これからXMでスキャルピングをしてみようと考えている方はぜひ参考にしてください。
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XMはスキャルピング禁止ではない!誤解されている理由は?
XMではスキャルピングを禁止しておらず、取引銘柄や口座タイプによる制限なども無いため、自由にスキャルピング取引をすることが可能です。
FX業者で禁止される理由として「スキャルピングは数秒~数分で大量の取引を行うため、FX業者のサーバーに負担がかかる」という点が挙げれらます。
XMでもスキャルピングを禁止してはいませんが、XMPの付与条件に「ポジションを10分以上保有」という条件があるため、FX業者にとってもリスクがある取引ということなのでしょう。
海外FXではスキャルピング向けの口座を用意していることも多いですが、そのほとんどが手数料などの取引コストを安くする代わりに、ボーナスによる優遇を受けることが出来なくなっています。
もちろんスキャルピング型EAも利用可能
もちろんスキャルピングを行うタイプのEA(自動売買)も利用することが可能です。
ただし、複数口座を使って取引をしている人は注意。複数口座での両建ては禁止行為となります。
XMでは最大で8つまで追加口座を作成することが出来ますが、1つは裁量トレード用、1つはEA用という分け方なら両建ての心配はありません。
スキャルピング型のEAは非常に多いため、使用する際に口座を分ける予定の方は注意しておきましょう。
XMでスキャルピングが難しいと言われる理由
スキャルピングは小さな利益をコツコツと積み重ねていくトレードなので、勝率よりも損小利大が重要なデイトレードやスイングトレードとは考え方が少し異なります。
まずスキャルピングでは勝率が最も重要。狙う勝率も50%程度では手数料分でマイナスになるため、勝率60%が理想です。
また短期取引は細かい値動きを狙うため、トレンドに乗ることももちろんですが、一瞬の強い値動きを当てることが大切になってきます。
一歩間違えるとただのギャンブルのような取引になってしまうため、中長期取引よりも確実なルール作りが必要です。
XMでスキャルピングをするなら「KIWAMI極口座」一択!
XMでスキャルピングを始めるならKIWAMI極口座を使いましょう。
XMのKIWAMI極口座はスキャルピングのために作られたと言えるほど取引手数料が安く、取引手数料が多くなりがちなスキャルピングには理想の口座タイプです。
取引手数料を安くした分、口座開設ボーナスだけしか受け取れないというデメリットはあります。
それではメリットとなる手数料とスプレッドの安さとデメリットであるボーナスの少なさについて詳しくみていきましょう。
スキャルピングで重要なのはスプレッドと手数料の狭さ
スキャルピングで最も重要なのはスプレッドと手数料の狭さです。
通貨ペア | KIWAMI極 | スタンダード | マイクロ | ゼロ |
---|---|---|---|---|
USD/JPY |
0.7pips |
1.6pips |
1.6pips |
0.1pips |
EUR/JPY |
1.2pips |
2.3pips |
2.3pips |
0.4pips |
EUR/USD |
0.7pips |
1.7pips |
1.7pips |
0.1pips |
GBP/JPY |
1.4pips |
3.6pips |
3.6pips |
1.2pips |
GBP/USD |
0.7pips |
2.1pips |
2.1pips |
0.2pips |
AUD/JPY |
1.3pips |
3.3pips |
3.3pips |
1.2pips |
AUD/USD |
0.9pips |
1.8pips |
1.8pips |
0.4pips |
一見するとゼロ口座の方がスプレッドが少ないと感じるかもしれませんが、ゼロ口座では往復10ドル(注文5ドル+決済5ドル)の手数料が別途発生します。
KIWAMI極口座は手数料ナシで上記のスプレッドなので、XMの中ではもちろん、他の海外FX業者と比較しても、格安の取引コストとなっています。
ボーナス重視のスタンダード口座とマイクロ口座は初心者向け
XMの4種類のボーナスが受け取れるスタンダード口座とマイクロ口座は初心者向けの口座と言えます。
口座開設ボーナスに加えて、入金ボーナスと取引量に応じて付与されるXMPボーナスがあるため、自己資金を抑えてFXを始めることが可能です。
また初心者が最初から難易度の高いスキャルピングをするのはオススメしないので、まずは15分から4時間でのデイトレードから始めてみましょう。
スキャルピングの取引手法と考え方を解説
XMを使ったスキャルピング取引で稼いでいきたいという方のためにトレードする上での基本的な考え方を解説していきます。
取引手法や相場分析にも触れていますが、この2つについては様々なやり方があるので、自分が慣れている方法を使ってもらって構いません。
ただし基本的な考え方がブレてしまっては絶対に勝てないので、ここでは基礎を確実に押さえておきましょう。
利確も損切りも早めに判断する
スキャルピングでよくある失敗として「もう少し利益が出るかも」「もしかしたら損が出ているポジションがプラスになるかも」という気持ちから保有時間を伸ばしてしまう事です。
スキャルピングでは勝率を上げることが最優先なので、損失を最小限に止めておかなければいけません。
もし時間を伸ばして利益が出ればいいですが、多額の損失が発生してしまう可能性を無視するのは危険です。
最初に「5分間で決済をする」と決めたら損益関係なく、遅くとも5分以内には絶対に決済をするようにしましょう。
十分な値動きが見込める銘柄を選ぶべき
銘柄選びは十分に値動きが見込めるものを選択しましょう。
スキャルピングは短期間で決済するため、値動きが少なければエントリー時と同値での決済となってしまう可能性があり、その場合はスプレッド分が損失となります。
銘柄によって価格変動が起きやすい時間は決まっていますが、基本的にニューヨーク時間(日本時間で21時以降)の取引をするようにしておくと良いでしょう。
自分の勝てるルールが固まってきたら、複数の通貨ペアから日によって勝てそうな所で取引きをすると、チャンスを多く拾うことが出来ます。
- USD/JPY:21時以降は一気に取引量が増加
- GBP/JPY:価格変動が激しい銘柄代表
- GBP/USD:価格変動が激しい銘柄代表
- GOLD:長期的にトレンドが続いており、値動きも十分
基本的に経済指標は狙わない
値動きが大きい時といっても経済指標の発表前や発表直後にトレードのするのはオススメできません。
経済指標はギャンブルとしての側面が強く、よく分からない理由で高騰後に逆行することも多々あり、事前に判断するのはプロトレーダーであっても不可能です。
ですが、経済指標発表から少し時間が経ち、トレンドが発生してからのトレードはオススメ!
雇用統計やFOMCなどの重要な発表時には大きなトレンドが形成されることも多いため、博打はせずに余裕を持った後出しトレードをしましょう!
ボリンジャーバンドでの押し目買い&戻り売り
スキャルピングの取引手法としてボリンジャーバンドを使った押し目買いと戻り売りを狙うのも有効な手段の1つです。
ボリンジャーバンドとは移動平均線を軸に上下2本の線が表示されるインジケーターです。上下の線は値動きが収まる幅(変動幅)を示しており、移動平均線に近い内側の線(±1シグマ)で約68%、外側の線(±2シグマ)では約95%の確率で収束するとされています。
長期トレンドと短期トレンドが重なる時は急激な動きになりやすいという特性を使って取引をしていきましょう!
XMでスキャルピングをするときの注意点!
XMでスキャルピングをするときの注意点として「変動スプレッドに注意」「XMポイントは貯まらない」「トレード数が多いことは良いことではない」の3つがあります。
知らないでは済ませられない内容ばかりなので、必ず確認しておきましょう!
時間帯によっては変動スプレッドで大損する
変動スプレッドとは通貨ペアや時間帯によってスプレッドが広がったり狭まったりする仕組みです。
変動スプレッドのメリットは、スプレッドが狭い時は極端に狭くなるということ。中には0.1pipsになる銘柄も存在します。
一方でデメリットとしては経済指標発表など価格変動が激しくなっている時はスプレッドが広がってしまうという点です。
そのため、トレードをする際は価格変動の大きさも重要ですが、スプレッドが平均よりも広がりすぎていないかを確認しておきましょう。
スキャルピングではXMポイントが溜まらない
XMポイントとは取引量に応じてポイントが付与される仕組みです。獲得したポイント(XMP)は証拠金として使う他に現金(ドル)にも交換することが出来ます。
ただしKIWAMI極口座とゼロ口座は手数料を安くするためにボーナスを削減しているので、XMPを受け取ることは出来ません。
またXMPには「エントリーから10分以内に決済した取引はXMPの対象外」という決まりがあるため、スタンダード口座やマイクロ口座で取引をしたとしてもスキャルピングではXMPを受け取ることは不可能です。
スキャルピングをするならボーナスを考えないでおく方が良いでしょう。
「短期取引=トレードしまくる方が良い」では無い!
スキャルピングのような短期取引は確かに薄利多売のようなシステムであるため、十分な利益を出すためには取引量を増やす必要があります。
確かに利益は少ないですが、スキャルピングで最も重要なのは勝率です。そのため勝率が高くないところでトレード回数を増やしても、損失を増やすだけになってしまいます。
世の中には様々な手法がありますが、いずれも「相場分析で自分が勝てるポイントを見つける」という点は共通です。
まずは相場分析と合わせて自分の勝率が高いチャートの形を見つけることから始めましょう。
まとめ
XMではスキャルピングを禁止していません。むしろ取引コストが少ない「KIWAMI極口座」が登場したことで、海外FX業者の中でもトップクラスのスキャルピングがしやすい業者となりました。
- スキャルピングとは超短期でのトレードで小さな利益を稼ぐ取引方法。
- XMはスキャルピング禁止では無い。
- XMでスキャルピングをするならKIWAMI極口座が最適!
スキャルピングは人気のある手法であり、現にスキャルピングで生計を立てているトレーダーも何人か知っています。
スキャルピングは難易度が高く、トレードのタイミングをよりシビアに考える必要があるため、専業トレーダーでもない限りは難しいかもしれません。
オススメはデイトレードですが、スキャルピングに挑戦してみたい人はこの記事で紹介したことに注意しながらトレードしてみてください。
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