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XM(XMTrading)を法人口座・法人契約で運用したい方へ!

XM(XMTrading)を法人口座・法人契約で運用したい方へ!
この記事で分かること
  • XMで法人口座を運用する方法
  • 法人口座の特徴!メリット・デメリット
  • 法人化や法人契約を考え中の方へアドバイス

こんにちはブチにゃんです!

XMでFXトレードをやれらている方には、例えば副業として隙間時間で取引されている方はや専業トレーダーとして取り組まれている方もいるでしょう。

そして利益がある程度出てくれば個人よりも「法人化」して法人口座で運用した方が節税対策になるのでは…と考えられる事もあるかも知れません。

今回はそんな方へ、XM(XMTrading)の法人口座について解説した上で、これから法人化をお考えの場合はもちろん、既に法人をお持ちで法人口座での運用を検討中の方に役立てていただけるよう情報をまとめました。

法人口座の話だけに限らず、税金についても軽くですが触れているので興味を持っていただけたら最後までぜひご覧いただけると嬉しいです!

ちなみにXMの口座開設は以下のリンクより行うことが可能です。これから新規で取引をスタートする方は、参考記事も添えておくのでチェックしてみてください。

XMの口座開設はたったの3分で完了!スタンダード口座・レバレッジ1000倍・MT5でFXを始めよう!

XMでトレードを始める!

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ブチにゃん
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【最新】XMで法人口座の開設はできない(停止中)

まず結論からとなりますが、現在XMでは法人口座の受付は停止しており新規で法人口座の開設を行うことはできません。

XMは法人口座は開設できない

2018年頃までは法人口座は開設できたので、その頃を知っている方にとっては驚きもあるかもしれません。XMに法人口座開設の再開についても直接質問してみましたが、現状は再開の予定はないそうです。

ブチにゃん
ブチにゃん
え…それじゃ法人口座の説明はこれで終わり?
いなり先生
いなり先生
いえ、法人口座についてはまだ語れる話がありますし、法人化や法人契約をしたい方に向けても情報があります。引き続き紐解いていきましょう。

と、その前に少しXMでは特殊な事例でのみ現在も法人口座が開設できるという噂がありますので、それについて言及します。

海外法人であれば法人口座開設は可能か

XMが受付を停止している法人口座は「日本の法人」のもので、「海外の法人」であれば法人口座が開設できるといった噂があるようですが、これは本当なのでしょうか?

これも「以前は開設できた」というのが実際の所で、現在は日本・海外問わず法人契約は行われていません。こちらの件について、実際にXMのサポートデスクに問い合わせを行い、実際以下の通り不可との回答をいただきました…!

XM法人口座は海外法人なら作れる?

なので“法人口座の新規申し込みはできない”という事実を踏まえて、対策や方向性を考える必要があります。

法人口座の特徴

法人化や法人契約のメリットの意味を確認する意味でも、法人口座について詳しく知る必要があります。改めて「法人口座」とは法人向けに用意された法人名義で利用する口座を指します。

XMの法人口座の特徴

これは通常の銀行の口座で考えてみるとわかりやすいですね。

ただ大前提の話となりますが、FX業者によって個人口座と法人口座の仕様や特徴はまちまちではあるものの、一概に法人口座だから勝ちやすい!個人口座だから負けやすいなどはありません。

一部のFX業者では確かにレバレッジ幅が異なったり、取引に直接影響する要素もゼロではありませんが、だからと言って個人口座だと不利とは言えないので、法人口座はあくまでトレーダーご自身の資金の運用方法によって選択されるか判断します。

もちろん法人口座の受付中の場合でも口座の開設には法人が必要であり、個人では法人口座の開設および所持は不可能です。

いなり先生
いなり先生
法人設立見込みの状態でも開設はできず、登記まで完了している必要があるので、法人化を考えている人は段取りを考えよう!

法人口座でXMを運用するメリット

法人化・法人契約の流れや法人口座の特徴を知ったところで、XMで法人口座を所有し運用することのメリットについて掘り下げていきます。

投資金を経費に計上できる

これから法人口座の開設をお考えの方にとって、トレード・取引に掛かる投資金を経費に計上できるか否かは重要な問題です。

個人で既に利益が出ている方にとっては経費とできる範囲が増えるだけでなく、利益に掛かる税金まで下がる可能性があるほか(次項目で解説)、これからFXをスタートする方にとっては最初の立ち回りがガラリと変わるでしょう。

個人と法人では税率が異なる

XMに限らずの話ですが、個人と法人では利益に対する税率が異なります。

法人口座は言わば「法人で運用している証明」であり、法人の税率が適用されるための確約のようなものですね。法人口座の開設がゴールではなく、結果的に法人用として運用し、税率を下げるために利用されます。

具体的にどのように税金・税率が異なるのか、個人(個人口座)と比較し確認してみましょう。

そもそも海外FX業者で得た個人利益はすべて「総合課税」の「雑所得」に該当します。

総合課税対象の所得
  • 利子所得
  • 配当所得
  • 不動産所得
  • 事業所得
  • 給与所得
  • 譲渡所得
  • 一時所得
  • 雑所得

総合課税は累進課税となっているため、所得額が大きくなればなるほど税率を上がる性質があります。

どの程度の利益・所得に対し、いくらくらいの納税義務が発生するかは「課税所得×税率-控除額」で求めることができ、簡易ですが計算表を以下に掲載したのでご覧ください。

課税所得 税率 控除額
195万円以下
5%
0円
195万円超~330万円以下
10%
97,500円
330万円超~695万円以下
20%
427,500円
695万円超~900万円以下
23%
636,000円
900万円超~1,800万円以下
33%
1,536,000円
1,800万円超~4,000万円以下
40%
2,796,000円
4,000万円超
45%
4,796,000円

上記はあくまで所得税、更にここに住民税(おおよそ10%)が発生するため最大で約55%もの納税が必要となる可能性も。

これだと正直稼げば稼ぐほど、気持ち的には「損」をしている感覚に陥ってしまいますよね。

これに対し、法人(法人口座)の場合は所得税(法人税)の最大は約23%の税率。そのほかの税金も加算したとしても最大で33%程度となるため、大きな減税・節税効果があることが分かります。

ブチにゃん
ブチにゃん
約20%も差がでるの?!というか個人だとこんなに税金高いんだ…ショック

稼げるようになった個人が節税目的で法人を設立すると言った話はよく耳にしますよね。こういった税金の背景を知ると納得できてしまいます。

XMや海外FXに限らず「法人口座」を持つ一番のメリットはこの税率の差と言い切って間違いないでしょう。

法人口座(法人化)へ切り替えるべきタイミング

ここまでの内容で、法人口座は節税対策に有効で個人口座の利用は損をするような印象を持たれた方もいらっしゃるかも知れません。

ただ、法人口座の真価が問われるのはFXのトレードで大きな稼ぎを得ている場合のみです。

法人の立ち上げには時間もコストも掛かりますから、副業で軽くFXをしている程度の状況では逆に損をする場面も多くなるでしょう。では具体的にどの程度利益が出るようになったら法人口座にメリットが出てくるのか。

ざっくりですが「年間で900万円以上」の利益が、毎年安定して出るようになったタイミングが1つの基準と考えることができます。

法人の様々な税金を合わせた最大税率は「約33%」と記載しましたが、以下の通り個人に対する総合課税も「900万円以上 1,800万円未満」の範囲は33%でありほぼ同額となります。

課税所得 税率 控除額
900万円超~1,800万円以下
33%
1,536,000円

同額であれば節税効果はほとんどありません。記事中でも触れた通り投資金をそもそも経費扱いにしたいなど、別の目的やご自身の状況など総合的に判断する必要があります。

法人口座でXMを運用するデメリット

ここまではXMで法人口座を所有し運用するメリットを紹介してきましたが、法人口座で運用するにはもちろんデメリットもあります。メリットだけでなく、デメリットも踏まえた上で法人口座で運用するかを考えなくてはなりません。

法人口座でXMを運用するデメリットとしては、大きく分けて以下の2点が挙げられます。

法人口座でXMを運用するデメリット
  • 法人設立するには費用も手間もかかる
  • 法人設立後も維持には費用がかかる

以上の2点を見ていただいて分かる通り、法人を設立するには多くの費用がかかることが予測されます。では、どういった費用がかかるのか、詳しく見て行きましょう。

法人設立するには費用も手間もかかる

法人を設立にするためには、法務局に会社として登録してもらうための登記簿登録という手続きがあり、この手続きには手数料がかかります。さらに、定款認証手続きや資本金の払い込みといった初期費用も必要です。

法人の種類や資本金によって初期費用が変わってきますが、株式会社の場合だと25万円ほど、合同会社の場合で10万円ほどの費用がかかります。

その他にも、会社名義の銀行口座の開設申し込み「法人設立届出書」を税務署に提出するなど必要な手続きがあり、状況によって行う手続きが増えます。

このように、法人設立のためには、様々な書類作成や手続きが必要で、その際にかかる手数料や初期費用が発生するので、それなりの手間や費用がかかるということを覚えておいてください。

法人維持費にも費用がかかる

法人を設立した後も、個人と比べると維持費が多くかかり、その内容としては「社会保険加入に伴う費用」「赤字でも支払いが必要な法人住民税」「税理士・公認会計士などの利用費用」の3点です。

  1. 社会保険加入に伴う費用
  2. 赤字でも支払いが必要な法人住民税
  3. 税理士・公認会計士などの利用費用

まず1つ目の社会保険についてですが、法人化すると健康保険や厚生年金は強制的に加入することになります。従業員を雇う場合は、従業員の社会保険料の半分を会社が負担することになり、金額的にはかなり負担が大きくなるため、法人化のデメリットと言えるでしょう。

2つ目の赤字になった場合の税金についてですが、法人税の多くは利益に対して課税されるので赤字の場合は支払わなくていいのですが、法人に課される法人住民税の7万円は赤字であっても支払わなければなりません。ちなみに個人事業主であれば、赤字だった場合は、所得税や住民税の支払いはありません。

3つ目の税理士・公認会計士などの利用に関しては、法人化すると個人事業主と比べて会計処理が複雑になるため、自分でするのはかなり困難となり税理士や公認会計士に委託することがほとんどです。その際に発生する費用もありますし、事務処理が煩雑になった場合は事務スタッフも必要となるので、その分の費用もかかることになります。

準備費用が少ない場合は個人事業主から始めるのもあり

個人事業を開業する場合は、税務署に「個人事業の開廃業届出」+その他個人で必要な書類を提出するだけでOKで、開業手続きに費用はかかりません。

法人と比べて手続きもカンタンですし、費用もかからないので、法人設立するにはまだハードルが高いと感じた方はまずは個人事業主として起業してみてはいかがでしょうか。

個人事業主と法人について

法人口座と個人口座の特徴・違いはご理解いただけたと思いますが、ここで「個人事業主」の扱いにも触れておきます。

ブチにゃん
ブチにゃん
法人と個人事業主とではどちらがメリットが大きいかと言った質問を定期的に見るよね
いなり先生
いなり先生
恐らく個人事業主も屋号を持つことができるため、個人とは違った立場として扱いを受けられるのでは?と考える方が多いからだと思いますね。詳しく見てみましょう。

副業で利益が上がりはじめ、いざ本業化するときに法人化させるかもしくは個人事業主(フリーランス)として動くかは1つの悩みどころです。しかし基本的に税率に関しては個人も個人事業主も同様です。

ただ個人事業主は税務署に開業届を出すことで「税務上の区分」として明確に認められた立ち位置ですので、利益を出すために支払った費用を経費計上し非課税とすることが可能です。

個人でも経費計上できないわけではありませんが、ややこしい事になりかねないので、個人で本格的に取り組むのであれば個人事業主として動いた方が賢明でしょう。

あとは法人・個人事業主間の決定的な違いとして、赤字の繰り越し期間(損失繰越期間)の差があります。

法人・個人事業主問わず赤字を繰り越すことができるのですが、法人は過去10年間、個人&個人事業主は過去3年間が対象となります。イメージしにくいかも知れませんが、過去に赤字があれば現在利益が出ていたとしても税金上も相殺ができるようになるため、大きな資金を投じてFXトレードをする場合には大きな強みとなる可能性もあるでしょう。

少々話が脱線しましたがここまでは「法人口座とは何か?」を軸に解説してきました。改めて次項目からXMの法人口座を絡めた話に立ち戻ります。

XMで法人口座を開設する方法

肝心の話が遅くなってしまいましたが、この記事の冒頭でも説明した通りXMでは法人口座の新規受付停止中、かつ個人口座の名義名も口座開設者の本名でなければ運用できません。

このように書くと、ここまで前置きで法人口座のメリットや特徴を解説した意味がないと思われるかも知れませんが、実際の運用方法と対策についてはこれから順にご説明しますね。

なによりまず「個人口座」と「法人口座」の意味をご理解いただく必要があったので、このような流れでの説明となってしまいました。

個人口座を法人口座として運用する

法人口座が開設できない場合、個人口座を「法人用」として運用するという手段を取らざるを得ません。

ブチにゃん
ブチにゃん
XMとの契約は個人で行っているけど、実際は法人との資金として運用しているから税務署には法人の活動して報告するってことか。
いなり先生
いなり先生
大前提として「法人が事業としてFXトレードをしてはいけない」という決まりはありません。そこを突き詰めていくと、こういった考え方もでてきます。

例えば法人設立を行った経験をお持ちの方であればご存知かと思いますが、法人を設立してすぐは法人用の銀行口座は当然ないため個人名義の口座に資本金の入金を行ったり、支払いも個人口座から行る場合がありますよね。

それと同様に、XMTradingでは「法人口座の受付は停止中」と公式が断言していることから、「仕方のない理由があって個人口座を利用している」というストーリーが成立します。

個人口座での運用であるものの、事実上法人の持ち物として計上してしまえば結果的に「法人口座のように扱う」ことは可能です。

ただXMから出金を行う場合、口座開設者本人の名義の銀行口座が必要となるため、プライベートな入出金と混じってしまうことになるため分かりやすい管理方法を意識してください。理想は取引履歴のない、XM専用の新規銀行口座・通帳があればベストです。

国税庁への対策とリスク

前項で説明した個人口座を法人用として運用する方法は、もちろん「仕方のない事情がある場合」に求められる正当な手段ですが、FXトレードの場合は趣味と事業の間が曖昧で、個人の判断だけで行動すると後々大きな問題となる危険性もあります。

そのため予め税務の専門家に相談しておくようにしましょう。

少なくとも「XMTradingは法人口座が開設できないという証明」は必須となるので、例えばまずXMのサポートデスクに法人口座開設の可否について問い合わせをし、回答をもらったメールなどを保存しておいてください。もちろんXMの入出金に利用している代表者名義の通帳記録なども提出することになるので、わかりやすいよう管理・整理をしておくようにしましょう。

ブチにゃん
ブチにゃん
もし法人口座扱いで計上して、後々国税から否定されたらどうなるの…?
いなり先生
いなり先生
税率・納税額に差が発生するので、大きく利益を出していた場合は未納分の税金があるとされ、追徴課税となる恐れがあります。

正直なところ結局はケースバイケースで、同じような対策をとっていても「担当者」や「タイミング」次第で可否が分かれてしまう可能性もあります。

そのため繰り返すようですが税理士など専門家へ相談を行い、方針やリスク管理を予め徹底しておくことを忘れないようにしてくださいね!

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まとめ

今回はXMTradingでの法人口座開設・運用について、および法人口座のメリット・特徴についてまとめた記事でした。

  • XMでは国内・海外問わず法人口座の申し込みが停止中
  • 法人口座による節税効果は900万円以上稼げるようになってから
  • 個人口座でも法人口座同様の扱いは可能だが専門家に一度相談しよう

ここまで説明した通り、法人口座に拘る前にそもそもFXトレードで利益を出せなければ意味がありません。

法人口座の役割は節税対策であり、まずはしっかりと個人口座で稼げるようになった後、法人化や個人事業主の登録を考え、税金についての知識を深めていくほうが順番としては正しいでしょう。

当サイトではXMに関する基礎知識や攻略情報など様々な記事を随時アップしているので、興味を持っていただけるものがあればぜひ覗いていってくださいね。

また、もしこれから新規にXMでFXトレードを体験してみたい!とお考えの場合は、XMには自己資金を使わずFXを体験できる「デモ口座」も用意されているので興味をお持ちの方は以下の記事も参考に挑戦してみてください。

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