- XMのレバレッジ規制について
- レバレッジが制限されるとどうなるのか？
- 制限されたレバレッジの解除方法
こんにちは、ブチにゃんです。
今回はXM(XMTrading)で導入されているレバレッジ規制について説明します。
XMでは最大1000倍のレバレッジで取引をすることが可能です。しかし、常に1000倍の取引が出来るわけでは無く、状況によってはレバレッジが制限されることがあります。
レバレッジ規制を理解しておかなければ「トレードしようとしたら証拠金が足りなかった」「レバレッジが低くなっていて、思っているような利益が出なかった」ということにもなりかねません。
皆さんがレバレッジ規制の条件を理解して、最適な資金量でトレードが出来るように、丁寧に紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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XMでレバレッジが規制される３つの条件とは？
XMでレバレッジが規制される条件は「マイナー通貨やCFDの取引」「経済指標発表で相場の急変動が予想される時」「有効証拠金が一定額を超えた」という3つの場合にレバレッジが制限されます。
この中で自分で解除することが出来るのは有効証拠金が一定額を超えた場合の規制だけです。
基本的にはXMが強制的に適用するものですので、状況によってレバレッジが変わるという事を正しく理解しておきましょう。
マイナー通貨での取引
XMで取引できる銘柄のうちマイナー通貨やほとんどのCFD銘柄では最大スプレッドが制限されています。各銘柄のレバレッジに関しては以下の記事で確認してください。
CFD銘柄のレバレッジ制限の理由は様々です。例えば暗号資産であれば、金融商品としての歴史が浅いため、価格に安定性が無く、急変動リスクを回避する目的としてレバレッジが低く設定されています。
マイナー通貨に関してはドル・円・ユーロのように流通量・価格が安定している訳では無いので、企業や証券会社による大量注文が入ると急激な高騰・暴落が起きることもあります。
値動きが激しい相場での売買は利益も損失も大きくなってしまうため、XMはトレーダーを守るためにレバレッジ制限を行っているのです。
経済指標発表など相場の急変動が予想される
XMでは経済指標発表、経済ニュースなど予め相場の急変動が予想される場合には、関係する通貨ペアのレバレッジを下げることがあります。
例を挙げるとアメリカ大統領選挙や欧州中央銀行の発表などがこれに当てはまり、現に2019年12月12日のEU離脱の是非を問うイギリス総選挙の際にはポンド関連の通貨ペアのレバレッジが制限されました。
上記の画像のようにXMからのお知らせとしてメールやXM公式ページ上でレバレッジ規制の連絡があります。
そもそも相場の急変動が予想される場合はトレードを止めておくべきです。もちろん一瞬で大金を稼げる可能性もありますが逆も然り。
プロトレーダーの多くは様子見をしている相場なので、ギャンブルのような取引はしないようにしておきましょう。
有効証拠金が一定額を超える
XMでは有効証拠金が200万円を超えると最大レバレッジが200倍に、さらに1000万円を超えると100倍にレバレッジ規制が行われます。
有効証拠金に関してはマイページで確認することが可能。有効証拠金はアカウント単位なので複数口座を持っている場合は有効証拠金を足してください。
有効証拠金は入金金額や確定している利益だけでなく、クレジットや未決済の利益も含まれます。そのためポジションを保有している場合、急激な為替変動によって爆益となり、200万円というボーダーに引っかかってしまう可能性も。
- 入金額
- ボーナスクレジット
- 確定利益
- 評価利益（未確定）
200万・1000万というボーダーを超えた場合は「全てのポジションを決済後」または「XMからメールでの連絡後」にレバレッジが変更となります。ポジションを保有している場合は突然必要証拠金が増えることになるので注意していください！
ゼロカットとレバレッジ1000倍を活かしたトレードを行うなら、入金額は最小限に止めておくと良いでしょう。
ただし、それだけの資金があれば1000倍を使わずに100倍～200倍でじっくりトレードをしても良いと思うので、自分の考えに合わせて入金額は調整してください。
XMのレバレッジ規制を解除する方法【サポートに連絡】
有効証拠金が一定額を超えたことによるレバレッジ規制は解除することが可能。口座に入っている資金を基準値以下になるように出金するだけでOKです！
それでは有効証拠金が一定額を超えた場合のレバレッジ規制を解除する方法について、操作方法を含めて詳しく解説していきます！
出金等で有効証拠金を基準以下にする
レバレッジ1000倍での取引を行う場合は有効証拠金を200万未満にする必要があるため、マイページから証拠金の出金申請を行いましょう。
一度説明しましたが有効証拠金は全口座の合計額です。そのため追加口座を作成している人は全口座での合計有効証拠金を計算した上で行いましょう。
また200万円を下回るギリギリにしたところですぐに200万の制限がかかってしまうのは目に見えていますので、可能なら有効証拠金が100万円程度になるように出金してください。
メールorライブチャットでXMサポートに連絡
出金が完了してもすぐに変更されるわけではありません。まだレバレッジ規制がかかっている状態だと思うので、XMのサポートへの連絡が必要です。
連絡は「support@xmtrading.com」へのメール連絡、または日本語ライブチャットからXMサポートへの連絡を行いましょう！
「有効証拠金額を基準以下にしたので上限レバレッジ1000倍でのトレードを再開させてほしい」という旨を伝えればOK。その際に口座IDや登録名などを一緒に連絡すると親切です。
連絡後にXMがレバレッジ規制を解除します。基本的にレバレッジ規制が解除されたという連絡はメールで来るため、連絡を待ちましょう！
会員ページからレバレッジを変更
レバレッジ規制が解除されたらマイページからレバレッジ1000倍に最大レバレッジを変更することが出来るようになります。
レバレッジの変更方法については【最大1000倍】XMのレバレッジを解説！変更・確認方法と計算方法は？の記事で解説していますので参考にしてください！
MT4/MT5でもレバレッジを確認することが出来る！
取引プラットフォームであるMT4/MT5でも口座に適応されている最大レバレッジを確認することが可能なので、勝手に変更になっていないか確認をしておきましょう。
MT4/MT5を起動して【表示】→【ナビゲーター】を開きましょう。すると口座ナンバーが表示されるため、自分が確認したい口座ナンバーにカーソルを合わせるとレバレッジが表示されます。
もしレバレッジ1000倍が適応されていない場合、レバレッジの変更はマイページから行いましょう！
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まとめ
XMではマイナー通貨取引や経済指標などリスクが高すぎる場合、最大レバレッジを規制して取引量を減らすことで、リスク回避をする仕組みがあります。
- 価格変動が不安定なCFD・マイナー通貨はそもそもレバレッジ上限が制限されている。
- 急騰・急落が予想される経済指標の発表時は一時的にレバレッジ規制がかかる。
- 有効証拠金が一定額を上回ると最大で100倍までレバレッジが規制される。
トレーダーにとってレバレッジ1000倍での取引はハイリスク・ハイリターンの投資ですので、トレーダー保護の観点から急変動が予想される時間・銘柄についてはレバレッジ規制が行われることは仕方ありません。
またゼロカットを行っているXMにとっても、ハイレバレッジトレードの提供は諸刃の剣です。
「少額でもハイリターンを狙える」という点はXMを利用するメリットですが、ハイレバレッジを提供しているが故に、トレーダーが負けた際に負担するゼロカットの金額も多くなってしまいます。
ドル円・ユーロドル・GOLD（金）などの取引をする際は基本的に1000倍が適応されますが、マイナー通貨やその他のCFDを取引する予定の方は最大レバレッジには十分に注意しておきましょう。
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