- バイナリーオプションはギャンブルなのか?
- バイナリーオプションの歴史
- トレーダーの取引方法にも原因がある。
こんにちは!パンダ専務です!
バイナリーオプションと言うとどんなイメージがあるでしょうか?大方のイメージはと言うと、「high」か「low」かと言う、二者択一と言うイメージが強いので、投資よりも「ギャンブル」だと思っている方も多いのではないかと思います。
しかしながら、バイナリーオプションはギャンブルではありません。
あくまでも投資と言う枠組みになるので、そこの違いをしっかりと理解しておかなくてはならないでしょう。
確かに、投機性が高い部分もあるかもしれませんが、投資となる以上は為替取引になりますし、戦略を建てた方が利益に繋がるのは間違いありません。
少しでも勝率を上げる為に、運や勘での取引を辞めて、少しでも利益を得る可能性を高くする取引をしていかなくてはなりません。
バイナリーオプションはギャンブルだと言うのは間違い
最初に、バイナリーオプションはギャンブルでは無いと否定させていただきます。
その上でギャンブルとの違いについて少し見ていくとしましょう。
ギャンブルとは?
賭(け)事、博打(ばくち)、博奕(ばくえき)、勝負事とも。英語ではgamblingと呼ぶのが普通であるが、カタカナでは「ギャンブル」と表記されることが多い。賭博とは、金銭や品物などを賭けて勝負を争う遊戯のことである。金銭や品物などの財物を賭けて、(偶然性の要素が含まれる)勝負を行い、その勝負の結果によって、負けた方は賭けた財物を失い、勝った方は(なんらかの取り決めに基づいて)財物を得る、と言う仕組みの遊戯(ゲーム)の総称である。
これを見ると、海外のバイナリーオプション業者の一部では、ギャンブル性が高く感じる部分はあるかと思います。
しかしながら、海外業者の一部と国内のバイナリーオプション業者では取引形態が少し違う事もあり、ひとくちにバイナリーオプション業者と言っても、ギャンブルと「似ていると言うのがピンとこない方も多いでしょう。
投機性高いと言われていますが、投機性が高い取引とそうでは無い取引もあるので、実際にどういった取引なのかをしっかりと知った上で考えた方がいいでしょう。
バイナリーオプションはFXから派生した「デリバティブ取引」だというのは紛れもない事実なので、「投資」と呼んで間違いないのではないかと思います。
バイナリーオプションが投資の理由
「ギャンブル」並みの投機性があるとも言われているバイナリーオプションが投資と言われているのには、明確な理由があります。
そもそも投機性とはどういった事なのか疑問に感じる方も多いかと思うので、「投機性」について解説をさせて頂きます。
①偶然の利益をねらって行う行為。
②将来の価格変動を予想して、価格差から生じる利益を目的に行う売買取引。
③禅宗で、修行者が禅の心機に投合すること。学人の機と師家の機と合致すること。
バイナリーオプションで言う「投機性」と言うのは偶然の利益を狙って行う行為と言った部分に当てはまる事から、「投資」と言う言葉に疑問視される事もあります。
ギャンブル並みの投機性があるが投資と言うのは、あくまでもバイナリーオプションの歴史を振り返ればわかる事です。
バイナリーオプションについての議論は結局「投機性」と言う問題に行き着くのダ。FXも投機性の問題でレバレッジが下げられたりもしているので、「リスク」に対する認識をしっかりと持っておいた方がいいのかもしれないんダよ
バイナリーオプションの歴史
バイナリーオプションを金融取引として、一番初めに金融商品化をしたのがイギリスのIGホールディング株式会社だと言われています。
正式に金融商品として、バイナリーオプション確立させたのは金融先進国であるアメリカだと言うのも事実です。
バイナリーオプションが金融商品と確立された年が2003年と言われているので、それから十数年と、まだまだ歴史の浅い投資だからこそ、投資だとわかり辛いので、「ギャンブル」との認識があるのかもしれません。
日本でのバイナリーオプションの歴史は?
バイナリーオプションよりも先に日本で取引されていたFXでは個人投資家を中心に人気があるのはご存知の方も多いでしょう。
FXは主婦やサラリーマンにも広がり、その中でも数千万円という利益を上げる方がちらほら出てきたことよりFXブームが起こった事を記憶している方も多いのでは無いでしょうか。
その影響から為替取引に対する注目が高くなり、FXよりも取引ルールが単純、なおかつ資金効率が高いという点が注目された事により、日本でのバイナリーオプションの人気も上昇したと言えるのではないかと思います。
しかしながら、現実は甘くなく、2009年に発生したリーマンショックや世界的金融恐慌影響で「損をした人」が増えた事で、人気上昇中であった為替取引の人気は一気に下火になっていく事になるのです。
その後、世界経済が回復していく中で、FXやバイナリーオプションの人気も回復していき、海外業者、国内業者ともに取り扱い業者が増える事になります。
2011年には日経新聞に取り上げられるなどのことから個人投資家が外貨に変わる一手段としてバイナリーオプションは注目を浴びる金融取引として名前が上がるようになるのです。
バイナリーオプションの知名度はまだまだ低い
「投資」としての大枠でのルールこそ、バイナリーオプションは広がっていますが、誤解されている事も多いのが事実です。
取引自体は確かに簡単だと言えるのですが、「簡単に勝てる」と言うと話は別とも言えます。
「バイナリーオプション」と言う名前の認知度は上がったかもしれませんが、実際の取引がどういったものなのかは、まだまだ知名度は低いと言えるでしょう。
だからこそ、バイナリーオプションを取引する場合は、しっかりと「投資」としての知識が必要となります。
バイナリーオプションは投資だからこそ、運や勘で取引をするのではなく、しっかりと「予想」をして取引をする必要があるので、しっかりと理解をしておきましょう。
FXと比べてバイナリーオプションの知名度は低いよねー。
過去のデータから予想をする事が出来る
なんの予想も出来ずにHighかLowかを選択しろと言われたら、それはギャンブル性が高いのではないかと思いますが、バイナリーオプション取引の場合、為替の予想をする事が可能です。
上記でも紹介していますが、予想をする事が出来るのが投資だと思います。
そして、その投資に誰もがわかるような根拠を出せる事が重要なのでしょう。
為替を予想する戦略やツール等を見る際に「ロジック」を重要視する事が多いですが、それこそ誰もが納得するような根拠なのではないかと思います。
しっかりと、論理的に戦略を練ることが出来るバイナリーオプションは、取引をする上で重要です。
国内バイナリーオプションでは短期取引が禁止
ご存知の方も多いかもしれませんが、短期の取引はギャンブル性が高い事から、国内のバイナリーオプション業者では利用することが出来ません。
かと言って海外のバイナリーオプション業者を利用して、短期のバイナリーオプション取引をする事が「違法」という事ではありません。
どうしても投機性が高くなってしまう事から、日本の金融庁から認可を得ているバイナリーオプション業者では利用が出来ないと言う事になっています。
あくまでも、これは現行のルールであり、過去は日本の国内業者も短期の取引を利用できる業者が多かった印象があります。
どう考えても、短期の取引は「運」の要素が強くなってしまう部分もあるので、これは仕方のない事ではありますが、投資をする上で覚えておかなくてはなりません。
海外のバイナリーオプション業者でも一部の業者では、短期だけでなく中長期のバイナリーオプション取引もあるので、そういった所で短期の取引にも興味がある方は利用してみるのがいいかもしれませんね。
無料でデモ取引が出来る業者もあるので、まずはそういった所で試してみる事をがおすすめです。
あくまでも、「短期の取引がギャンブル性がある」と言っているのではなく、短期のバイナリーオプション取引も投資ではあるのですが、「運」が絡む要素もあり、どうしても投機性が高くなってしまうのを理解しておいてください。
バイナリーオプションは偶然性で取引をするものでは無い!
バイナリーオプションという投資は、特に海外のバイナリーオプション取引は投機性が高いというのは納得です。
しかしながら、偶然性で取引をして、利益に出来るものではありません。
バイナリーオプションがギャンブル性があるからだともいわれていますが、投機性が高くても、為替をしっかりと読みエントリータイミングを考えなくてはいけない事から、決して「ギャンブル」とは言えません。
「投機性」が高いからこそギャンブルだと言われる事もありますが、投機性が高いからこそしっかりと予想をしなくてはならないのです。
ギャンブル性が高いと言われようとも投資なのダ。運要素で利益になったらラッキーくらいで考えておけばいいんダと思う
資金の事を軍資金って言うとギャンブル要素が強くなる不思議
投資資金の事を「軍資金」と呼ぶ事によってより、ギャンブルっぽいイメージが定着してしまっていると言う印象は強いです。
バイナリーオプションがギャンブルだと思われてしまう要因として、そもそもギャンブルをしていた人達もバイナリーオプションと言う投資を利用していると言う点もあるでしょう。
資金の事を「軍資金」と呼んでいる人がいれば、「ギャンブル要素」が強くなるのは当然なのかもしれませんね。
そもそも、バイナリーオプションで取引をするには資金はどれほどあればいいのか気になる所でもあります。
バイナリーオプションで必要な資金は?
バイナリーオプションで必要な資金として明確な基準はありません。
しかしながら、基本的な生活を崩しつつ、バイナリーオプションを利用する必要は無いかと思います。
あくまでも、生活の余剰金で取引を行うのがバイナリーオプション取引の理想であり、必要な資金では無いかと思います。
ですが、最低入金額は各業者で決まっているので、その範囲でと考えるのがいいでしょう。
バイナリーオプション取引で利用する資金は、「軍資金」では無くて、しっかりと「資金」と呼んだ方がいいでしょう。
メンタル的な部分でも「軍資金」と呼ぶとより、運や勘に頼りたくなってしまうので、呼び方からしっかりと変えてみるのが良いと思いますよ。
バイナリーオプションでギャンブル性を少なくするためには?
高い投機性がギャンブルと同じだと言われるのなら、投機性を低くする事でより投資に近くなるのではないかと思います。
国内のバイナリーオプション業者を利用するのも一つの手ではありますが、海外のバイナリーオプション業者でも長期的な取引を取り扱っているのをご存知でしょうか。
海外のバイナリーオプション業者の一つである、ハイロー(HighLow)では、1時間から23時間のバイナリーオプションもあります。
更に中長期の取引には「転売」という機能がついていて、「損切り」「利確」を行う事が出来ます。
転売について詳しくは、上記で解説させていただいていますので、そちらをご覧いただきたいのですが、こうなってくると「ギャンブル」とは言えないのではないかと思います。
しっかりと投機性を抑えた取引も出来る業者があるので、一概に考えるのではなく、まずはどういった取引なのかをしっかりと知ってみてください。
まとめ
バイナリーオプションは「ギャンブル」なのか、「投資」なのかと言う疑問は誰にでもあるかと思います。
実際に国によっても投資なのかギャンブルなのかと言う判断は違うのですが、日本では「投資」と言う区分に入ります。
投資となるからには、しっかりと戦略性があるので、バイナリーオプション取引を行う際は、しっかりと戦略を考えてみてください。
別記事にはなりますが、上記ではバイナリーオプションで利用できる戦略の一部を紹介しています。
投資として興味のある方は是非ご覧ください。
バイナリーオプションは業者によって戦略の幅が違います。
どういった業者を利用するのがいいかの判断は、他の方がおすすめする業者を利用するのもいいかもしれませんが、自分の目で、どういった業者を利用するのが良いのかを判断するのがおすすめです。
バイナリーオプション業者には、無料で利用できる「デモ取引」がある業者もあるので、しっかりと自分で取引をしてみて決める事が、今後の取引がしっかりとした投資となるかどうかを判断する事にもつながるでしょう。
バイナリーオプションが投資であるのは、間違い無いと言えますが、投機性が高いと言うのも、事実です。
メリットとデメリットをしっかりと理解した上で取引が出来るようにしておくのが、一番いいでしょう。