- バイナリーオプションの平行線(水平線)トレードとは?
- 平行線(水平線)の引き方とエントリーポイントの考え方
- 実際に使える取引手法を解説!
こんにちは!パンダ専務です。
今回はバイナリーオプション初心者におすすめする「平行線(水平線)を使ったシンプルトレード」のやり方を解説します!
バイナリーオプション取引の舞台となる為替相場は“トレーダー心理”を基に形成されているため、為替相場は「トレーダーが買いたいと思えばチャートは上がる」「トレーダーが売りたいと思えばチャートは下がる」というようにシンプルに考えることが出来ます。
「みんなが買いたい・売りたい」と考えるポイントが分かれば勝てるわけであり、中でも平行線(水平線)は多くのトレーダーが意識するポイントの1つです。
いろんな手法やインジケーターを使ったけど結果が出ません。
複雑に考え過ぎるのもダメ。相場をシンプルに見ることが重要なのダ!
水平線を使ったトレードは相場の見方がシンプルかつ分かりやすいという特徴があるので、初心者トレーダーやトレード難しく考えがちな中級者トレーダーにはぜひ読んでみてください!
また今回の記事は「ハイロー」および「MT4/MT5」を使った解説記事となっています。バイナリーオプション取引を始めるならハイローオーストラリアとMT4/MT5は必須なので、まだ口座開設をしていない人は、まずハイローオーストラリアの口座開設から進めていきましょう!
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バイナリーオプションの平行線(水平線)とは?為替相場の分析方法!
水平線とは文字通り「チャート上に引いた水平の線」のことであり、高値や安値などを結ぶことでトレーダーが意識しやすい価格帯を分かりやすくすることが出来ます。
水平線の近くでは「価格の停滞」「トレンドの反転」「トレンドの加速」などの値動きが発生することが多く、この動きを利用した取引が今回紹介する【水平線トレード】です。
水平線は多のトレーダーが利用している相場分析方法であるため、水平線付近は価格変動の大きな節目となることが多々あります。
ただし、水平線を有効に使うためには「多くのトレーダーが意識するポイントに正しく水平線を引く」ということが重要です。
上手いトレーダーは独自の目線で引いたりするけど、ここでは一般的に重要とされている2つの水平線を紹介するよ!
レジスタンスライン(抵抗線)とは”高値”に引く平行線(水平線)
レジスタンスライン(抵抗線)とはチャート上の高値に引く平行線(水平線)のことです。
上記の画像を見ると「チャートの動きが水平線付近で反発して下降している」のが分かるかと思います。
またレジスタンスラインは1本でなければいけないという決まりはありませんが、基本的には「最高値」か「複数のローソク足が同じ価格で反発している」というポイントに引くようにしましょう。
レジスタンスラインは「これ以上の価格には上がりたくない」というトレーダー心理が反映されたポイントです。そのため同じレジスタンスライン付近での反発が起きれば起きるほど、強いレジスタンスラインということになります。
これは次に紹介するサポートラインでも同じことが言えるので、覚えておいてください。
水平線はローソク足の”ヒゲ”と”実体”のどっちに引くべきなの?
基本的にはヒゲでOK。ただし時と場合によっては実体の方が意識されることもあるから臨機応変に。
サポートライン(支持線)とは”安値”に引く平行線(水平線)
サポートライン(抵抗線)とはチャート上の安値に引く平行線(水平線)のことです。
上記の画像を見ると「チャートの動きが水平線付近で反発して上昇している」のが分かるかと思います。
レジスタンスラインとサポートラインは反発が起きるほど強くなると言いましたが、逆に強くなったラインを抜けた時も一気にトレンドが加速する傾向にあります。
そのため水平線はただ引くだけでなく「この水平線は強いのか弱いのか」というところも考えながら使っていくことが重要です。
マメ知識①|平行線は役割が入れ替わることがある!
水平線は抜けたら抜けたら終わりでは無く、レジスタンスの場合はサポート、サポートの場合はレジスタンスに変わることがあります。
あくまで自分の体感ですがレジスタンスラインとサポートラインの入れ替わりが起こるのは5割ほどです。
ただし、抜けた水平線が強ければ強いほど役割が変わっても効果的に働くことが多いので、ここでも水平線の強弱には注目しておきましょう。
マメ知識②|ヒゲの大きさにも注目しておこう!
水平線と同じく、ローソク足のヒゲの大きさも「トレーダーの心理」を表しています。水平線と合わせて確認することで、相場分析の精度が上がるのでオススメです!
ローソク足のヒゲは「一度はヒゲ先の価格まで上がった(または下がった)が、その後に値を戻した」ということを表します。要するにヒゲが大きければ大きいほど”市場はヒゲに行こうとしたが大きな壁があった”ということです。
例えば上昇トレンド中にレジスタンスラインにローソク足が触れた後、大きなヒゲを形成したとするとどうでしょうか。これはレジスタンスラインが強く働いており、その結果としてヒゲが形成されたと考えられます。
逆に上昇トレンド中にレジスタンスラインにローソク足が触れた後、ヒゲが出来ずに実線の状態でレジスタンスライン付近で終わったとします。これではレジスタンスラインが強くないと判断でき、近いうちにレジスタンスラインを抜けて行くことが予想できます。
このように水平線近くのヒゲの大きさにも注目することで、より精度の高い分析をすることが可能になります!
MT4/MT5で平行線を使った相場分析をする方法!
それではMT4/MT5を使って水平線を使った相場分析をする方法を説明していきます。MT4/MT5の操作方法も同時に解説していくので、まだMT4/MT5を持っていない方は以下の記事を参考に準備しておいてください!
またMT4とMT5に関してはどちらを使っても大丈夫なので、自分が用意できる方を使いましょう。ここではMT4をベースに解説していますが、MT5でも基本的な操作は同じです。
それでは、MT4/MT5の準備が整ったら、MT4/MT5を起動しましょう。
MT4上部に表示されている【-】のアイコンをクリックして、チャート上の引きたい部分をクリックすると水平線を引くことが出来ます。
一度引いた線はクリックしながら移動させることが出来ますし、右クリックで削除することも可能です。また再度【-】のアイコンをクリックすると追加で水平線を引くことも出来ます。
水平線の上で右クリックをして【プロパティ】を選択することで、水平線の色や太さを調整できるので、必要に応じて変更して下さい!
バイナリーオプションでは判定時間と時間足を合わせるべし
MT4では1つのローソク足が表す時間を1分・5分・15分・1時間・4時間・1日など変更することができ、これを時間足と呼びます。
時間足はMT4/MT5の上部メニューで変更することができ、M1(Minutes1)は1分、H1(Hour1)は1時間、D1(Day1)は1日、W1(Week1)は1週間を表しています。
MT4で分析につかう時間足はバイナリーオプションの判定時間と合わせましょう!
- 判定時間30秒~5分=MT4/MT5:5分足
- 判定時間15分=MT4/MT5:15分足
- 判定時間1時間=MT4/MT5:1時間足
- 判定時間1日=MT4/MT5:日足
取引時間によって水平線の引き方や意識するポイントが全く違うので、バイナリーオプションの判定時間とMT4/MT5の時間足は必ず合わせておきましょう。
バイナリーオプションで水平線を引く練習はどうする?
水平線トレードを上達したいなら、MT4/MT5の過去チャートを見ながら、水平線を引く練習をしてみてください。
練習をする際に意識すべきポイントは「水平線の強弱」です。
具体的には「水平線を高値・安値で引き、過去のチャートを含めてどれだけ働いているのか?」ということを意識しながら引いていきます。
ただし、弱い水平線を引かなくて良いということではありません。過去チャートでは弱いか悪いかの結果が分かりますが、本番では分かりません。そのため、引いた時点で強弱をある程度予測できるように意識していきましょう!
また複数の時間足で確認するのもオススメです。もし5分足で引いた線が1時間足でも意識されて反発しているようであれば、かなり強い線の可能性が高いので、複数の時間足を確認することでも強弱が測れます。
練習をする通貨ペアはドル円・ユーロドルがオススメ
水平線の練習に使う通貨ペアは「ドル円」か「ユーロドル」をオススメします。
理由は世界的にドル・円・ユーロは取引量が安定しているため、それだけトレーダーが多く、トレーダー心理である水平線も有効に働くからです。
一方で価格変動の激しいポンドや豪ドルで初心者が練習するのはやめておきましょう。
最後に水平線を使ったトレード方法を説明します!
【バイナリーオプション】水平線を使ったトレード方法を解説!
水平線を使ったトレード方法は大きく分けて「水平線での反発を狙った取引」と「水平線を抜けた後のトレンドを狙った取引」の2つがあります。
水平線トレードは水平線の強弱を判断することが重要です。細かいコツも踏まえつつ、2つの方法を解説していきます!
取引手法1:水平線での反発を狙った取引
まずは水平線での反発を狙ったトレードを紹介します。水平線トレードは基本的に抜けでは無く、反発を狙うのが基本です。
コツとしては複数の高値・安値に重なる水平線でのみトレードすることです。1度しか反発していないポイントでは、レジスタンスライン・サポートラインとして作用するか分からないため、ラインを抜けてしまうことも考えられます。
「複数の時間足で反発している価格に引いた水平線」「同じ時間足で何度も反発している水平線」であれば信頼できるので狙ってみても良いでしょう!
取引手法2:水平線を抜けた後のトレンドを狙った取引
次は水平線の抜けを狙ったトレードの紹介です。水平線を抜けたチャートは大きなトレンドを形成する傾向にあるため、トレンドに沿ったエントリーを繰り返すだけで勝てるという状況も多々あります。
水平線の抜けを狙うトレードも同じで、水平線の強弱が重要となります。弱い水平線を抜けたとして、トレンドが発生するほどの勢いはつかないので、水平線を抜けた際の価格変動の激しさにも注目して見みましょう!
また水平線の役割が入れ替わることを活用して、上記の画像のように抜けたレジスタンスラインをサポートラインとして上昇していくところを狙ったトレードも可能です!
「水平線は複数の時間足または複数のポイントで意識されているか?」「水平線近くのヒゲの大きさはどうか?」という点を確認して、より強い水平線でのトレードを行うように心がけましょう。
まとめ
水平線とはトレーダーがチャート上で意識している価格帯のことであり、高値圏の水平線をレジスタンスライン、安値圏の水平線をサポートラインと呼びます。水平線近くでは反発、抜けた際にはトレンドが発生するため、この動きを利用したトレードを行うのがオススメです!
ここまで水平線の使い方やトレード手法について説明しましたが、非常にシンプルで分かりやすい相場分析・トレード方法であるということが分かって頂けたかと思います。
水平線トレードはバイナリーオプションでよく使われるトレード方法です。「水平線付近での値動きの強弱」や「価格変動に合わせた順張りと逆張り」など基本的なテクニックが全て詰まっているので、バイナリーオプション初心者なら避けては通れません。
いろんなインジケーターやツールに頼るのも悪くはありませんが、相場はシンプルに考えた人が勝ちます。
これからバイナリーオプションを始める初心者やどうやっても勝てなくて迷走しているトレーダーはぜひ水平線を使ったトレードをしてみましょう!