- チャートパターンとは?
- トレンド転換が分かるチャートパターン
- トレンド継続が分かるチャートパターン
- バイナリーオプションでチャートパターンを活用するコツ
こんにちは!パンダ専務です。
チャートパターンとは「チャートが〇〇の形になったら、この後はトレンドが転換する」というセオリーの様なもので、一見すると適当に動いているように見えるチャートですが、実はある程度は決まった法則をもとに成り立っています。
「チャートパターンを使ってバイナリーオプションを攻略する」というのは、為替相場の中からチャートパターンを見つけ出して、勝ちやすいポイントに絞って取引をするということです。
プロトレーダーは勝ちやすいチャートパターンを把握していて、勝てるポイントに絞って取引を行うことで、無駄な損失を避けています。
そこで今回は初心者でも使える7つのチャートパターンを紹介!加えて、基礎知識としてチャートパターンが発生する理由とメリット・デメリットについても説明していきます。
バイナリーオプションで勝ち続けていくには相場分析が重要なので、この記事で紹介するチャートパターンは最低限覚えておきましょう!
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チャートパターンは大衆心理によって形成される
チャートはトレーダーの売買によって形成されており、買いたい人が多ければ価格は上昇し、売りたい人が多ければ価格は下落していきます。
そのため為替相場は「1ドル100円なら買いたい。」「1ドル110円でも買いたい」「1ドル120円なら売りたい」というトレーダーの思惑が集まって形成されており、チャートはトレーダーの心理状態を表しているとも言えます。
例えば、過去に「ドル円が1ドル=120円まで上昇した後に下落する」ということが2回起こったチャートがあるとしましょう。この状況では「3回目もまた1ドル=120円で下がるんじゃないか?」という心理が働くため、1ドル=120円付近で売りエントリーをするトレーダーは非常に多くなることが予想できます。
このように多くのトレーダーが意識するポイントでは大衆心理が働きやすく、テクニカル分析とは「大衆心理を読み取って予想する方法」であると言えるでしょう。
結論としてチャートパターンとは「大衆心理が働きやすい値動きの形」や「トレーダーが意識するポイント」をまとめたものであり、チャートパターンを覚えておくことで大きな流れに乗った勝ちやすいトレードが出来るということになります。
チャートパターンを使うメリット
バイナリーオプションでチャートパターンを使って取引するメリットは「今後の予測と戦略が立てやすくなり、エントリーポイントを見つけやすくなる」という点です。
バイナリーオプションではFXとは違って「決まった期間内の価格変動」を当てる必要があるため、よりピンポイントでエントリーポイントを探さなければいけません。
一方のFXは最終的に予想が的中した時に決済すればいいから、時間の縛りはありません!
バイナリーオプションは操作が簡単なのでギャンブルのように扱われることも多いですが、本来はFXと同じく過去と現在の動きから未来の相場を予測し、エントリーポイントを待ち構える戦略が重要です。
そこでチャートパターンを使い、動きが分かりやすいポイントに絞った取引をすることで、勝率の高い取引が出来ます。加えてインジケーターも併用することでより相場を理解したトレードが可能になるでしょう。
チャートパターンを使うデメリット
チャートパターンは主観的な要素が強い分析方法です。そのため「これは有効なチャートパターンだ!」と自分が思っても、大多数のトレーダーが「有効なチャートパターンでは無い」と捉えていれば、大衆心理は働かず、思い描いたようなチャートにはなりません。
また「どの時間足で見るのか」「どれだけの期間をチャートパターンとして認識するか」は人によって変わるため、出来るだけ大多数が参考にしている時間足・期間を参考にする必要があります。。
加えてチャートパターンも毎回キレイな形になるとは限らないため、一朝一夕で出来るものでは無く、経験や練習が必要です。
しかしながら、チャートパターンの捉え方を身に着ければ、大きな武器になることは確かですので、チャートパターンについては諦めずに練習を続けていきましょう。
トレンドの転換を知らせるチャートパターン3選
まずはトレンドの転換が分かる【ダブルトップ・ダブルボトム】【トリプルトップ・トリプルボトム】【三尊・逆三尊】について説明していきます。
上記のチャートパターンは相場の高値圏・安値圏で作られるもので、チャートパターンの完成後はトレンドが転換する可能性が非常に高いです。
また「まだ上昇していくと思ったら、ここが天井だった」というような、高値つかみ・安値つかみなどの無駄なエントリーを避けることも出来ます。
相場の転換を知らせるチャートパターンを使いこなすポイントは、ダウ理論の「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」を理解することも重要です。
それでは各チャートパターンについて実際のチャート画像を参考にしつつ説明していきます。
ダブルトップ・ダブルボトム
ダブルトップは高値圏、ダブルボトムは安値圏で作られる転換のチャートパターンであり、見かける頻度が多い形です。
ダブルトップであれば「更なる高値を狙っているが、勢いが無く高値を更新できない(レジスタンスラインに抑えられる)」、ダブルボトムであれば「更なる安値を狙っているが、勢いが弱く安値を更新できない(サポートラインに抑えられる)」という状態。
そのため、トレンドの勢いが消えてしまい、逆方向(ダブルトップであれば安値、ダブルボトムであれば高値)を狙うような動きが始まります。
ダブルトップ・ダブルボトムは出現数は多いのですが信頼性は少し低いため、インジケーターなどの他の根拠と併せて使うと勝率は高くなるでしょう。
トリプルトップ・トリプルボトム
「高値・安値の更新に3回挑戦したが、同じレジスタンスライン・サポートラインで跳ね返されてしまった」という状態をトリプルトップ・トリプルボトムと呼びます。
「同じラインで3回も反発しているからこれ以上は伸びない」と言う大衆心理を利用したチャートパターンであり、ダブルトップ・ダブルボトムよりも信頼性の高いチャートパターンです。
エントリーポイントは3回目反発した直後ではなく、ポイントとなるネックラインをしっかり抜けた後という点は忘れないようにしてください。
三尊・逆三尊
三尊・逆三尊はトリプルトップ・トリプルボトムに似ていますが中央の山が一番大きい点が違います。
三尊は別名「ヘッドアンドショルダー」とも呼ばれており、人間の頭と肩の位置関係に似ていることからこのような名前が付いています。
三尊・逆三尊はこのチャートパターンだけで取引きしているFXトレーダーがいるほど有名かつ勝率が高いパターン!
使い方としてはトリプルトップ・トリプルボトムと同様に、ネックラインを抜けたタイミングでエントリーをしましょう。
トレンド継続を知らせるチャートパターン4選
トレンド継続を判断するチャートパターンは【ボックス】【フラッグ】【ウェッジ】【トライアングル】の5種類があります。
トレンド継続を判断する上でのポイントは「大きな時間足の流れに逆らわないこと」であり、そこで役に立つのがマルチタイムフレーム分析という方法です。
次に紹介する4つのチャートパターンと合わせてマルチタイムフレーム分析についての記事も読んでみてください。
ボックス
レジスタンスラインとサポートラインが平行になっている相場であり、いわゆる“レンジ相場”と言われている状態です。
ボックスは見方を変えればダブルトップやトリプルトップと見ることができるので、どちらにもブレイクアウト(上下のラインを抜けること)できるチャンスを秘めています。
ボックスのブレイクアウトを狙った取引を行う際は、“明確にラインを抜けた”ことを確認してからエントリーしましょう。
フラッグ
トレンドに対して短期的に逆方向に向う動きをフラッグといいます。なぜフラッグと呼ばれているかというと、高値と安値にラインを引いた時に旗のように見えるからです。
フラッグはトレンド継続を知らせるチャートパターンとしては有名で、長期トレンドの方向にブレイクすることでより強いトレンドが発生する傾向にあります。
エントリーポイントとしては長期トレンドの方向にブレイクしたタイミングです。トレンドが転換する方向へのブレイクは何が起こるかわかならいので取引は控えておきましょう。
ウェッジ
ウェッジはフラッグに似ているチャートパターンですが、フラッグとの違いとして「徐々に価格変動幅が狭くなっている(上下のラインが収縮している)」ということが分かるかと思います。
「ラインの角度が急な方にブレイクしやすい」と言われていますが、基本的には長期トレンドが継続する方向へのブレイクを待ちましょう。
エントリーポイントはブレイクしたタイミングですが、大きなトレンドとは逆方向にブレイクをした場合は少し様子を見た方が良いです。
トライアングル
トライアングルには2つのパターンがあり、上昇トレンドの継続が予想されるチャートを「アセンディングトライアングル」、下降トレンドの継続が予想されるチャートパターンを「ディセンディングトライアングル」と言います。
上昇トレンドであれば高値は平行線のラインとなっていますが、安値が徐々に切り上げてきているため、いずれ上方向へのブレイクアウトが期待できます。
トライアングルはブレイクアウトと同時に一気に相場が動くケースが多いため、先にポジションを仕込んでおくというトレーダー多いです。
【バイナリーオプション】チャートパターンを使いこなすコツ
チャートパターンはただ知っていれば使えるというものではなく、使いこなすコツは適切な相場分析をした上で、チャートパターンを探していくことです。
上記のコツはチャートパターンを使いこなすためだけでなく、バイナリーオプションで必須のものばかりです。勝率アップのためにも重要なので、ぜひ実践で取り入れてみてください。
体が覚えるまで繰り返し練習
スポーツと同じように、バイナリーオプションでも「体がチャートパターン・取引手法を覚えるまで、繰り返し使うのが上達の近道」であると言えます。
オススメは過去チャートを使っての練習。相場分析に用いられるMT4・MT5では過去のチャートを遡って見ることが出来るため、過去チャートの中からチャートパターンを見つける感覚を養うことが重要です。
自分の目線でチャートパターンが機能する状況を理解できれば、実際の取引でもチャートパターンを見つける力がついていることでしょう。
レジサポ転換でダマシを回避する
相場分析を惑わせる「ダマシ」を回避するために、レジサポ転換を狙った取引をしていくのも有効です。
ダマシとはチャートパターンなどにおいて、トレンド継続・転換のサインが出たにも関わらず、その通りに相場が動かないこと。短期的な取引ほどダマシが多くなる傾向にある。
上記のように「今までレジスタンスとして機能していたラインが今度はサポートとして機能する」という状態をレジサポ転換と言います。
ダマシが起きやすいブレイクアウト直後ではなく、レジサポ転換のラインで取引を行うことで、より信頼性の高い取引が出来るでしょう。
相場判断の補助としてインジケーターを利用
インジケーターとは相場の流れを読みやすくするツールであり、代表的なものでは「移動平均線」「ボリンジャーバンド」などがあります。
チャートパターンもインジケーターも結局は相場分析の手段の1つです。
そのため「インジケーターの値がこうだからエントリー」ではなく「このチャートパターンでインジケーターの値がこうだから上昇トレンドが発生しそう」というように判断材料の1つとして扱いましょう。
マルチタイムフレーム分析も活用
マルチタイムフレーム分析とは複数の時間足で相場の流れを判断する方法です。
上図のように長期トレンドは複数の短期トレンドによって成り立っているため、短い時間足だけを見ても大きな流れを掴むのは困難です。そのため、5分足・1時間足・日足など短い時間足と長い時間足の両方をみて流れを読むことが重要となります。
バイナリーオプションは短期取引のため、どうしてもエントリーする時間足だけに目が行きがちですが、FXと同じ為替相場で戦っていることを忘れてはいけません。
マルチタイムフレーム分析はチャートパターン分析の精度を上げ、戦略を立てやすくしてくれる方法ですので、ぜひ自身の分析精度を上げるためにも活用してください。
まとめ
チャートパターンとは為替相場で頻繁に起こるチャート形状をまとめたものであり、チャートパターンが発生した時に取引を行うことで、バイナリーオプションの勝率を上げることが可能です。
FXやバイナリーオプションはトレーダー同士の利益の奪い合いなので、他のトレーダーの考えを読むことが重要。そこでトレーダーの大衆心理が形となって表れるチャートパターンを活用することは、取引を有利に運ぶことが出来ます。
またバイナリーオプションは取引方法や操作が簡単なのでFXに興味がある人にもおススメの取引方法です!
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