バイナリーオプションにおけるユーロの特徴|パンダ専務の銘柄解説

バイナリーオプションにおけるユーロの特徴
この記事でわかること
  • 為替取引におけるユーロの特徴
  • 取引できるドル関連の通貨ペア
  • ユーロ価格が変動する要因

こんにちは!パンダ専務です。

今回はバイナリーオプションにおける取引銘柄のひとつであるユーロ(EUR)について解説します。

ユーロはEU(欧州連合)で使用されている通貨です。流通量は米ドルに次ぐ第2位であり、第3位の日本円と合わせて世界三大通貨とも呼ばれます。

また、為替取引としてはEUR/USDが世界で最も取引されている銘柄であり、バイナリーオプションにおいても非常に人気がある通貨ペアです。

ここではユーロの特徴や重要な経済指標についてパンダ専務がトレーダー目線で解説しているので、ユーロ関連の通貨ペアでトレードしている人は参考にしてください。

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目次

ユーロの特徴|ヨーロッパ諸国で広く使用される

ユーロには「統合通貨として20か国が使用」「経済大国と財政問題を抱えている」「ドイツとフランスの影響力が強い」という特徴があります。

一国一通貨の米ドルや日本円と異なり、ユーロは複数の国で主要通貨として使用されているため、加盟国を広く見ていくことがユーロを把握する上で重要となります。

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それでは特徴を詳しく見ていこう!

EUの統合通貨として20か国が使用中

ユーロは1993年に発足したEU(欧州連合)で実施された通貨統合により、1991年から取引が開始された通貨です。

2024年時点でEUに加盟している国は全部で27か国ですが、うち20か国がユーロを導入しており、残りの7か国は通貨統一の調整が続いています。

EUにおけるユーロ導入状況
導入オーストリアベルギー
キプロスクロアチア
エストニアフィンランド
フランスドイツ
ギリシャアイルランド
イタリアラトビア
リトアニアオランダ
ルクセンブルクマルタ
ポルトガルスロヴァキア
スロヴェニアスペイン
未導入デンマークブルガリア
チェコハンガリー
ポーランドルーマニア
スウェーデン

通貨統一を行うことで為替変動リスクや両替手数料が省けるため、国家間の物流がスムーズになり、EU加盟国同士が協力して発展していけるという利点があります。

かつてはヨーロッパの大国であるイギリスも参加していましたが、EU離脱の是非を問う国民投票の結果、『離脱に賛成』が過半数を占めたことで、2020年にEUから離脱しています。

しかし、2023年に行われた世論調査によると『イギリス国民の57%がEU再加盟を支持している』とのこと。再びイギリスが参加する日も遠くはないのかもしれません。

パンダ専務

でもイギリスは加盟中もユーロではなく自国通貨のポンドを使い続けていたから、再加盟しても通貨統一をしないならメリットは限定的かも。

経済大国と財政問題を抱える国が混在

EUにはフランスやドイツなどの経済大国が存在する一方で、ギリシャやスペインなど財政赤字を抱えている国も存在します。

2010年頃に発生した欧州債務危機では財政赤字を抱える国々の経済不安がEU全体に波及してしまいました。経済圏を共有することは良くも悪くも国家間の影響が大きくなるという点であり、悪い点が強く出てしまった例です。

ちなみに欧州債務危機で中心となった国(ポルトガル・イタリア・アイルランド・ギリシャ・スペイン)は頭文字を取ってPIIGS(ピッグス)と呼ばれています。

パンダ専務

豚を意味するPIGSと同じ発音。もちろん侮蔑的な意味合いで使われているらしいです。

また、EUでは金融政策が統一で行われるため、「各国が独自の金融政策を打ち出すことが出来ない」という点も、財政赤字国が立ち直れない原因の1つとして挙げられます。

ロシアや中東との関係性が深い

EU加盟国の多くはロシアや中東と歴史的・地理的・経済的に深い関係があるため、ロシアや中東地域で紛争・テロ・災害などが発生するとユーロ価格が下落するという特徴があります。

近年で言えばロシアのウクライナ進行が代表例です。EUがウクライナ支持を表明したことを受けて、ロシアはEU加盟国へのエネルギー資源の輸出をストップしたため、EUは深刻なエネルギー問題に陥りました。

EUの中でも経済的に余裕がない国は「EU加盟国で協調してウクライナを支持したいが、自国を守るためにはロシアとの関係性を改善させたい」という思惑もあり、EUとしても難しい判断が続いています。

ユーロを取引する際はロシアや中東地域との関係性にも注目しておく必要があります。

ユーロを含む通貨ペアは6種類

バイナリーオプションで取引できるユーロ関連の通貨ペアをハイロー(HighLow)ブビンガ(Bubinga)を参考に紹介します。

通貨ペアハイローブビンガ
EUR/USD
EUR/JPY
EUR/GBP
EUR/AUD
EUR/CHF
EUR/SEK
EUR/NZD
EUR/CAD

おすすめはユーロドル(EUR/USD)の取引です。取引量が多いため価格変動が安定しており、緩やかなトレンドが発生しやすいという特徴があります。

参考:【バイナリーオプション】ユーロドル(EUR/USD)の特徴とトレード手法を解説!

確認しておきたいユーロの経済指標

最後にユーロ圏の経済指標について紹介します。特にドイツの経済指標はユーロ相場に大きく影響を与えるため、確認しておくようにしましょう。

アメリカの経済指標
ユーロ圏失業率

EUで雇用されていない人のうち、働く意思を持っている労働力を測定する経済指標。ドイツ失業率と合わせて使用され、両者共に数値が低ければ、絶好のユーロ買い材料となる。

発表日:毎月初め頃

ユーロ圏消費者物価指数(CPI)

消費者が購入する物やサービスの価格変動を表す指標。インフレ率の把握に長けており、CPIが高いと利上げの期待値が強まる。前月比・前年同月比と比較して見ることで傾向を把握することができる。

発表日:毎月

ドイツ失業率

雇用されていない人のうち、ドイツで働く意思を持っている労働人口を測定する経済指標。数字が低ければドイツ経済が強いと判断され、ユーロの買い材料となる。

発表日:毎月初め頃

ECB政策金利

欧州中央銀行(ECB)が決定する金利のこと。主要政策金利・限界貸出金利・中銀預金金利という3種類の政策金利が発表される。決定した金利はEU加盟国のうちユーロを法定通貨としている20か国に適応されるため注目度は高い。

発表日:1~2か月に1回。日程は不定期。

IFO景況感指数

ドイツのIFO経済研究所が企業担当者を対象に行うアンケートのこと。内容は生産・在庫・受注・価格・雇用に分かれており、アンケート結果から景気の良し悪しを数値化して把握することができる。

発表日:毎月下旬頃

まとめ

世界第2位の取引量を誇るユーロはドルや円と合わせて注目度が高い通貨です。ユーロドルの取引をする人はユーロ圏の特徴を理解してトレードに役立てましょう。

この記事のまとめ

日本人にとってユーロはドルや円と比較するとやや馴染みが無い通貨だと思います。ただし、ユーロドルとドル円は逆相関関係にあるなど、仮にドル円だけを取引している人でもユーロドルを確認しておく価値は十分にあります。

ユーロドルの取引に挑戦するならハイロー(HighLow)がおすすめ。シンプルな見た目でトレードしやすいので、これからバイナリーオプションに挑戦する方にはハイローでユーロドル(EUR/USD)の取引をしてみましょう!

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#バイナリーオプション #ユーロ #EUR

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この記事を書いた人

こんにちは、パンダ専務です。バイナリーオプションでは1年目に370万程負けて大爆死するも、2年目は950万プラスで復活。今はそこそこ稼いで昼寝するがモットー。このサイトでは9年間の投資家人生で培ったバイナリーオプションの情報をお届けします。

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