- フィボナッチ数列について
- フィボナッチリトレースメント
- フィボナッチはどんな風に利用するのがいいのか?
こんにちは!パンダ専務です。突然ですが、「フィボナッチ」という言葉を聞いた事があるでしょうか?
バイナリーオプションについて調べていて、WEBの波に乗っていると、「フィボナッチ」という言葉に行きついたので、これが一体どういったものなのかを、出来るだけ簡単に解説してみたいと思います。
私は取引ではあまり利用しませんが、バイナリーオプションで「使える」との噂もありますので、どういったものなのかを知っておいたほうがいいかもしれません。
自分に合うかどうかは、デモ口座などを用いて試してみるのがいいかもしれません。
無料で利用できるデモ口座もあるので、実際にデモ口座で取引をしてみて判断するのもいいでしょう。
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「フィボナッチ」って何だろう?
数学などで習った方なら覚えているかもしれませんが、フィボナッチは「数学者の名前」です。このフィボナッチが有名にしたものが、「フィボナッチ数列」というもので、様々な場面で利用されたり、黄金比とされていたりと、広い範囲で認知されています。
はっきり言ってフィボナッチの意味を理解するというよりも、フィボナッチがどういった時に利用されているのかを知ったほうが為替取引だけならいいような気もしますが、中身も理解が出来るのなら、投資の幅はもっと広がるかもしれません。
フィボナッチ数列について
フィボナッチ数列について簡単に解説すると、「2つ前の項と1つ前の項を足し合わせていくことでできる数列」と言えばわかりやすいかもしれません。
n番目のフィボナッチ数をFnで表すと、Fnは再帰的に
- F0 = 0,
- F1 = 1,
- Fn + 2 = Fn + Fn + 1 (n ≧ 0)
で定義される。これは、2つの初期条件を持つ漸化式である。
この数列 (Fn)はフィボナッチ数列(フィボナッチすうれつ、(英: Fibonacci sequence)と呼ばれ、
0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610, 987, 1597, 2584, 4181, 6765, 10946, …
と、フィボナッチ数列に関して少し解説をさせて頂いたのですが、これだけでは、一体どうFXやバイナリーオプションに関連をしてくるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
実際に私もFXをしていた時にフィボナッチについて知ったのですが、どう関連させていいか迷いました。
FXやバイナリーオプションで利用する場合は、「フィボナッチリトレースメント」や「フィボナッチファン」という形で使われる事が多いので、今回はその中でも一番利用率が多いであろう「フィボナッチリトレースメント」の解説をしておきます。
フィボナッチリトレースメントとは?
FXやバイナリーオプションで取引をする際に、よく使われるのはフィボナッチリトレースメントと呼ばれる手法ではないでしょうか。
この際リトレースメントの意味は「引き返す、後戻りする」と言ったものです。トレンドに対してどこまで戻るのか「戻り」の起点を出す予想と言えます。
フィボナッチリトレースメントで用いられるのは、一般的にフィボナッチ比率に基づく、「38.2%」、「61.8%」と補足として「50%」の水準というのが良く用いられます。為替の動きであり、戻りを予想するので、FXでもバイナリーオプションでも予想として用いられる事が多いです。
61.8%以上の戻りとなると、起点とする元の値まで戻る可能性が有るので取引をする際に頭にいれておくといいですよ。あくまでも傾向ではありますが、可能性を知っておくと投資では有利に働きます。
フィボナッチリトレースメントの使い方は?
為替の値動きを予想するものになるので、「上昇トレンド」「下降トレンド」どちらでも利用可能です。
今回使い方を説明するのは、下降トレンド中に価格が上がった時にどこまで上がるのか、どこで止まりそうなのかを見極めたい時に利用してみます。
MT5を利用してフィボナッチリトレースメントを行いますが、基本的には「起点」と「底値」をしっかりと設置出来れば、MT5では簡単に表示されます。
MT5の上記にあるFのついたラインのアイコンを押すと設置可能となります。
重要なのは、そのトレンドが強いものなのか、弱いものなのかその判別が出来ていないといけません。判別さえできていれば、どこまで戻りそうかを想定できるので、取引が有利になるでしょう。
短期取引の1分取引でフィボナッチリトレースメントは使えるのか?
フィボナッチリトレースメントはトレンド相場で利用される事が多いのですが、短期取引で利用する事を考えると割と難しいかなと思うのが本音です。
トレンド発生のタイミングを読み切る事ができれば、短期取引である1分取引でも利用は可能かと考えますが、流石に少しリスクが高いでしょう。
フィボナッチリトレースメントを使いつつ、MACDや移動平均線を利用して、トレンドの発生地点をより明確にする事ができれば短期の取引でも利用する事は不可能では無いかもしれません。
ですが、明確に大丈夫だと言えないのも事実です。
しかし、ものは考えようで発生点に拘る必要はありません。1分などの短期取引を利用したいと考えているのなら、トレンドが発生したと明確にわかるようになってからポジションを取っても間に合うはずです。
発生点がわかれば、「トレンドになる可能性」が見えてきます。短期でフィボナッチを利用して予測を完成させると言うのは難しいかもしれませんが、狙い方としてはトレンドになる可能性させわかっていれば、実際にトレンドが発生してから取引をしてもおそくはありません。
フィボナッチリトレースメントは反発を狙う取引なので、そういったトレンド相場で狙うのが理想でしょう。
大きなトレンド相場自体は短期取引が有利と言うのはわからなくはありませんが、戻しまで狙うとなると少し考えなくてはなりません。
トレンド予想をして取引をしながら、フィボナッチで戻りをしっかりと予測する、これができれば理想ですが、短期取引では対応する時間が短いのも事実です。
出来れば中長期のバイナリーオプション取引で利用するのがおすすめです。
フィボナッチはトレンド相場で利用するのが理想。短期で利用すると言う事は、トレンドも反発もどちらも狙うと言う事だね!
しっかりとトレンドを予想した上でフィボナッチは使うべき
予想をする上でフィボナッチは使えると思います。
フィボナッチを利用する上で重要になってくるのは、「トレンドの予想」です。
根本的に、トレンドの強弱を予想した上で、どのあたりまでの戻りがあるのかを考える戦略なので、トレンドの予想がこの戦略の命と言っていいでしょう。
あくまでも複数の予想のうちの一つであり、単体で利用するものでは無く、トレンド予想と組み合わせるのがいいのではないかと思います。
せっかくフィボナッチリトレースメントで戻りの予想が出来ても、トレンドの予想が出来ていないと、ポジションを取るタイミングを逃してしまうと思うので、併用して考えてみてください。
トレンドの予想方法に関しては複数方法があるでしょう。当サイトでも検証や解説をしていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ
フィボナッチは戻しを予想する上では使えるものだと思います。MT4やMT5があるとすぐに利用できますし便利かもしれませんね。
ですがフィボナッチだけでは予想としては厳しいと思うので、他のものと合わせる事をおすすめします。確実に必要なのは「トレンド予想」なので、MT4やMT5で一緒にトレンド予想が出来るインジケーターなどを探してみるのがいいかもしれませんね。
今回はフィボナッチについて調べてみましたが、皆さん理解していただけたでしょうか。フィボナッチは特に解説が難しいので、MT4やMT5で実際に自分の目で見てみる事をおすすめします。
実際に体感した方が言ってる事は理解してもらえると思いますし、頭で考えてもなかなか理解が追いつきません。
「戻し」を予想する取引はタイミングが難しいのですが、このフィボナッチは戻した後に利用するもので、どこまで戻しが続くか判定するものです。利用方法としては、反転を予想するものの中では非常に簡単になっているので、興味のある方は利用されてみてください。