[box03 title=”この記事でわかること”]
- 金融商品としてのゴールド(GOLD)の特徴
- バイナリーオプションでのゴールド取引の特徴
- ハイローオーストラリアでゴールド取引をする方法
- ゴールドは勝てないと言われている理由
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こんにちは！パンダ専務です。
今回はハイローで取引することが出来る「ゴールド（GOLD）」について解説します！
ゴールドは世界的に需要の高い商品の1つです。バイナリーオプションやFXなどの金融商品としての人気はもちろん、美しさや希少性・工業製品の素材に使われるなど”ゴールド自体の需要”もあるため、古来から「価値のあるもの＝ゴールド」として重宝されてきました。
現在でも変わらず需要が高いゴールドはトレードも盛んに行われており、流動性の高さからドル・円・ユーロなどと並んで、取引量の多い金融商品の1つとして人気があります。
ここではゴールドの特徴やバイナリーオプションでゴールド取引を行う際の考え方、またハイローオーストラリアでゴールド取引を行う際の注意点について説明しています。
パンダ専務バイナリーオプションのゴールド取引攻略法を徹底的に解説するよ！
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【基礎知識】ゴールドの特徴を理解しよう！
ゴールドの価格変動には「地政学リスク・景気状況」「ドル円の値動き」「国による需要」「採掘量」などが関係しています。
ゴールドは昔から世界中の国で価値が認められているため、”世界共通通貨”や”無国籍通貨”とも呼ばれています。
また「世界中からの需要がある＝価値が下がりにくい」ことでもあるため、世界的なテロ・災害・金融危機が発生した場合、リスク回避の目的として真っ先に買われるのがゴールドです。
サトウリスク回避目的で買われるため「有事の金」と呼ばれたりもします！
それではゴールドの特長と価格に影響を与える要因について詳しく見ていきましょう！
金の価格は地政学リスクが強く影響する
ゴールドはリスク回避目的で買われるという特性があるため、戦争・テロ・国家の財政破綻・災害など、「地政学リスク」が高まった際に価格が高騰する傾向にあります。
他にリスク回避の特性があるものとしては、ドル・円・ユーロなどがありますが、この中でも円はリスク回避資産としての傾向が強いです。
スズキこのように地政学リスクが高まった際でも、比較的安全に保有できる資産を安全資産と呼びます。円やゴールドはその代表格です！
またリスク回避は相対的に考える必要があるため、例えばドル円の取引であれば、リスク回避の際に購入されるのは円です。一方でポンドドルの取引であればリスク回避として購入されるのはドルとなります。
ゴールドの場合は【ゴールドとドル】の取引となるので、ドル関連の地政学リスクは特にゴールドに影響を与えるということを覚えておいてください。
ドル円とゴールド相場は逆相関関係にある
通貨ペアやCFD銘柄がお互いの価格に影響を与え合うことを相関関係（逆相関関係）と呼びます。
相関関係は通貨ペア・CFD銘柄がお互いに同じ値動きをすることで、逆相関関係は通貨ペア・CFD銘柄が逆の動きをすることです。ゴールドに関して言えばドル円との逆相関関係があります。
相関関係を理解するためには地政学リスクが高まった際の動きを考えてみると分かりやすいです。
ドル円であればリスクが高まった場合に円が買われる傾向にあるため、チャートは下落（円高ドル安の動き）をしていきますが、一方のゴールドではリスク回避のために積極的な買いが行われるためチャートは上昇（ゴールド高ドル安）をしていきます。
高度成長期のインド・中国で需要が急増中
急速な成長を遂げている中国やインドではゴールドの需要が爆発的に増えています。これは個人の収入が増えたことによるゴールド単体への需要増加もありますが、成長を支える工業製品需要の増加が主な原因です。
一方でゴールドの採掘量は年々減少しているため、需要が供給を上回ったことで価格が高騰しています。
このようにリスク回避の側面だけではなく、工業製品としての需要が高いのもゴールドの特徴です。そのため自動車生産やIT関連事業の伸びがゴールド価格の高騰に繋がるということも覚えておきましょう。
サトウ次にゴールドの供給量を決める埋蔵量と採掘量について解説します！
ゴールド（GOLD）の埋蔵量＆採掘量には限界がある
世界中で年間約3,000トンのペースで採掘されているゴールドですが、残りの埋蔵量が約50,000トンと言われているため、もしこのままのペースで採掘を続ければ、あと10年ほどで金が枯渇してしまうと言われています。
もちろん「金のリサイクル技術が発達する」「技術革新によって今までは掘れなかった金が掘れるようになる」「新しい金鉱脈が発見される」などによって採掘量が増える可能性もありますが、現状は供給量が減少する一方です。
今後も「需要＞供給」という流れが続くので、ゴールドの希少性や価値はどんどん高まっていくことが予想されます。
パンダ専務世界中でゴールドがどのように扱われているかが分かったところで、次に取引銘柄として見た時の特徴を説明するよ！
バイナリーオプションでゴールドを取引するときの考え方
ゴールドを”バイナリーオプションで取引する1つの金融商品”として見ると、「テクニカル分析が非常に効きやすい」という特長があります。
テクニカル分析は言わばトレーダーの考えを映し出す鏡です。そのため「〇〇円では絶対に買いたくない」というトレーダーが多ければ多いほど、チャート上では強いポイントとして働きます。
またテクニカル分析はトレーダーが多いほど強く働くため、世界中で需要があるゴールドは特にテクニカル分析が効きやすい銘柄であるというわけです。
ハイローオーストラリアのゴールド取引は勝てなくなった？
2021年以降から「ハイローオーストラリアのゴールド取引が無くなった」「ハイローオーストラリアのゴールド取引は勝てなくなった」と言われることが多くなりました。しかし、実際にはハイローオーストラリアでゴールド取引は出来ますし、もちろん勝つことも可能です。
ではなぜ取引きできない・勝てないと言われるようになったのでしょうか？それは「15分取引と1時間取引が無くなった」ということが原因です。
ゴールドは短期間での価格変動幅（ボラティリティ）が大きい銘柄であり、「短期間で利益が出る×動きが分かりやすい」という特徴から人気のある銘柄でした。
パンダ専務短期取引を繰り返す15分取引との相性が非常に良く、現にゴールドの15分取引だけで稼いでいるトレーダーが多くいました！
しかし、ハイローオーストラリアは2021年にゴールドの15分取引と1時間取引の取扱いを中止し、残ったのは取引時間の長い1日取引だけとなってしまいました。結果として「勝てていたゴールドの短期取引が無くなってしまった」と言うのがゴールド取引が無くなった・勝てなくなったと言われている原因です。
次に「もうゴールドで勝つことは出来ないのか？」という点も踏まえて、ゴールド取引の注意点について解説していきます。
ハイローでゴールドで勝つための注意点と戦略！
現在、ハイローで行われているゴールド取引は「1日取引（判定時間は午前6時）」のみです。そのため、中長期的なトレード戦略を考える必要があるという点には注意しておきましょう！
そこで具体的な戦略としては「中長期トレードを基本としたファンダメンタルズ分析」「転売・判定時間を考慮した疑似短期トレード」の2つのトレード戦略が考えられます。
1つ目は正攻法のやり方で、2つ目は取引時間を上手に利用したやり方です。それでは2つの方法を詳しく説明していきます。
中長期トレードが基本なのでファンダメンタルズを重視
ハイローオーストラリアでは1日取引が基本となるため、テクニカルだけでなく、中長期的な価格変動の要因となるファンダメンタルズにも注意しておきましょう！
ゴールドは特に安全資産としての側面が強いので、失業率の上昇・平均株価の下落・GDP成長率の低下などには敏感に反応します。中でも特にアメリカ・日本・ヨーロッパ圏などの主要国の経済指標の影響力は大きいため、トレードの際は必ずチェックしておきましょう。
またゴールドは2020年8月に歴代最高値を更新するなど、長期にわたって需要が増え続けている銘柄でもあります。そのため、一時的に下がったとしても、基本的には上昇トレンドにあるとして考えるのがベストです。
パンダ専務トレードは基本的にhigh狙い。特にコロナ禍など世界的なリスクが高まった時は高騰する傾向にあるよ！
転売・判定時間を考慮した疑似短期トレードを行う
疑似短期トレードとは1日取引の判定時間である午前6時の15分前・1時間前から取引を始めることで、15分取引や1時間取引と同じような感覚でトレードをするという裏技的な方法です。
ただし午前5時～6時の間にある程度の価格変動が起きていなければいけないので、トレード出来るタイミングが少ないというデメリットがあります。
また、考えられるもう一つの疑似短期トレードとしては、転売を前提に「流れが読みやすい時にトレードをして、自分のタイミングで転売をする」というFXのようなトレードを行うという手もあります。
ペイアウト率が低下してしまうというデメリットはありますが、これまで短期売買でのゴールド取引で利益を出していたトレーダーなら難なく勝てるはずです。
どちらの方法も正攻法とは言えませんが、ハイローでゴールドの短期トレードをする場合には有効な手段と言えます！
ゴールド相場の展望｜上昇相場は継続する
2024年もゴールド価格は継続して上昇していくと予想されます。
最大の理由としては新型コロナウイルスによる世界的な経済の悪化が挙げられます。ステルス・オミクロン株が登場するなど、依然としてコロナウイルスの脅威は去っておらず、“コロナウイルスと共存する”という段階には至っていないというのが現状です。
またコロナウイルスによる半導体の生産不足など経済活動に影響を与える問題が発生しているため、安全資産であるゴールドの購入＆価格の高騰は続いていくでしょう。
更にゴールド価格の上昇に追い打ちをかけているのが、現在（2022年2月）に発生しているウクライナ危機です。
世界中で「第二次世界大戦以降では最大の戦争が起きるのではないか？」という不安も広がっており、結果として円やゴールドなどの安全資産の高騰する要因となっています。
これらの問題は2022年中も継続すると考えられるため、同様にゴールド価格の上昇も続いていくでしょう。
まとめ
バイナリーオプションのゴールド取引は、価格変動が分かりやすいため、初心者にもおすすめしたい取引銘柄です。またハイローオーストラリアでは15分取引・1時間取引が無くなってしまったため、1日取引を前提とした相場分析・トレード戦略を行うように注意しておきましょう。
ゴールドは数十年に渡って上昇トレンドが続いていることから、流れが分かりやすく、ゴールド専門トレーダーもいるほど人気の銘柄です。
2022年も上昇トレンドが継続する傾向にあるため、日頃ハイローオーストラリアで取引をしているトレーダーはもちろん、これからバイナリーオプションを始めるというトレーダーはぜひ挑戦してみましょう！
