- ドル円(USD/JPY)の基礎知識と特徴
- バイナリーオプションのドル円攻略法
- 今後のドル円相場の見通し
こんにちは!パンダ専務です。
今回は通貨ペア「ドル円(USD/JPY)」の特徴とバイナリーオプションでの攻略法を解説します。
ドル円は日本人にとってお馴染みの銘柄なので初心者が入門編として取引することも多く、また値動きが安定しているためドル円だけを専門に取り扱っている専業トレーダーも少なくありません。
パンダ専務も基本はドル円メインでトレードします。
この記事ではドル円の取引をする上で必要な基礎知識をまとめているので、ドル円を中心に取引しているトレーダーは参考にしてください。
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ドル円(USD/JPY)の基礎知識と特徴
金融取引では取引銘柄をシンボル(ティッカー)と呼ばれるアルファベット3~5文字程度の表記し、ドル円の場合はドル(USD)と円(JPY)を組み合わせた「USD/JPY」という表記が使用されます。
上記はUSD/JPYのチャートです。ドルの需要が増加もしくは円の需要が低下するとドル高・円安となりチャートが上昇、一方でドルの需要が低下もしくは円の需要が増加するとドル安・円高となりチャートが下落していきます。
一般的にチャートはシンボルの前に書かれている通貨(USD/JPYならUSD)の状況が反映されます。ドル高ならチャートは上昇・ドル安ならチャートは下落するという訳です。
世界で二番目に取引される通貨ペア
ドル円(USD/JPY)はユーロドル(EUR/USD)に次いで世界で二番目に取引されている通貨ペアです。ドル単体では世界1位、円単体では世界3位の取引量を誇ります。
取引量が多い通貨同士のペアは値動きが安定しているという特徴があり、特にドル円は値動きが安定しており、緩やかなトレンド相場を形成することが多いです。
日本経済にとってドル円の為替レートは重要なので、日本人の注目度が高い通貨ペアと言えます。
近年は急速なドル高が進行したことで企業の輸入コストが増加。結果としてコストを商品価格に転嫁させているのでインフレ要因の一つとなっています。
円は対ドルの安全資産となる
「有事のドル買い」という格言があるように、不況などによって自国通貨が不安定な状況に陥るとドル関連の銘柄ではドルを購入する動きが加速します。
安全資産であるドルですが、アメリカを中心とした金融危機や政治不安が発生した場合には円が安全資産として購入されるという特徴があるので覚えておきましょう。
最近は「有事の円買い」の傾向が強くなっています。
バイナリーオプション|ドル円の攻略法
バイナリーオプションでドル円を攻略するには値動きの特徴を掴む必要があります。初心者が把握しておくべき攻略ポイントは以下の4つです。
それでは攻略法を詳しく説明していきます。
相場が安定しているので順張りが基本
「取引量No.1のドル」と「取引量No.3の円」の通貨ペアであるUSD/JPYは取引量が多いため、価格変動が安定しているという特徴があります。
取引量が多い通貨ペアは機関投資家による大口の注文が入っても大規模な価格変動が起きにくいです。一方で取引量が少ない通貨ペアでは機関投資家や大口投資家が大量の注文を入れることで、一時的に相場を動かすようなことも可能となります。
日本銀行が為替介入に使用する資金は数十兆円。それだけ投入しても一時的に落とすのが限度で、相場は次第に本来の流れに戻ります。
特に東京時間(8時~15時頃)とニューヨーク時間(22時~5時頃)はファンダメンタルズやテクニカルに則ったトレンド相場を形成することが多いため、トレンドに乗っかった順張りトレードが適しています。
ゴトウ日(毎月5日&10日)の円安は過信NG
日本の金融機関では毎日9時55分に顧客(一般的に企業)との取引で使用するドル円の為替レートを提示しており、決められた価格のことを仲値(なかね)と呼びます。
また、毎月5日と10日(ゴトウ日)は輸入業者の決済が重なる(=ドル買いが加速する)ことから「ゴトウ日の仲値決定まではドル高になりやすい」と言われています。
しかし、パンダ専務としてはゴトウ日に値が上がるのはただのアノマリー(合理性の無い値動き)だと感じているので、絶対に上がると過信して取引するのは避けた方がよいでしょう。
ユーロドルとは逆相関関係にある
通貨ペアには相関関係と逆相関関係と呼ばれるものがあり、USD/JPYとEUR/USDは逆相関関係にあります。
逆相関関係の通貨ペアではどちらかのチャートが上昇すると片方の通貨ペアは下落するため、ドル円がドル高円安で上昇した場合、ユーロドルはユーロ安ドル高となり下降していきます。
また、USD/JPYはゴールドとも逆相関関係にあるので覚えておきましょう。これは”日本円とゴールドが安全資産である”ということが影響しており、経済不安が広がると日本円とゴールドの需要は高まります。
アメリカと日本の政策金利には要注意
一般的に金利が安い通貨で保有するよりも金利が高い通貨で保有した方が利息による利益が増えるため、政策金利が変更になると金利が高くなった通貨の需要が増す傾向にあります。
アメリカと日本の金利を比較すると、アメリカはインフレ対策として5.25%~5.50%という高い金利を採用しているのに対して、日本は8年ぶりにマイナス金利を解除したと話題になっていますが、それでも0.10%という低金利に抑えられています。
100万円の利息を比較すると、アメリカは約55,000円なのに対して日本は約1,000円しか貰えません。
金利差が広がれば広がるほど、金利が高い方の通貨に流れやすくなるため、アメリカと日本の政策金利には注意しておく必要があります。
ドル円に影響を与える経済指標
ドル円に影響を与えるアメリカと日本の経済指標を紹介します。経済指標の発表時には相場が大きく変動する可能性があるので、取引を中止して結果を待つのがベターです。
分野 | アメリカ | 日本 |
---|---|---|
雇用 | 雇用統計(失業率) | 完全失業率 |
ADP雇用統計 | 有効求人倍率 | |
新規失業保険申請件数 | – | |
物価 | 消費者物価指数 | 消費者物価指数 |
PCEデフレーター | – | |
景気 | 国内総生産 | 国内総生産 |
小売売上高 | 日銀短観 | |
ISM製造業景況指数 | 国際収支 | |
新築住宅販売件数 | – | |
鉱工業生産指数 | – | |
政策 | 連邦公開市場委員会 (FOMC) | 金融政策決定会合 |
赤字で記載している経済指標は特に重要なものです。今後のトレンドを決定するような内容が発表されることもあるので注目しておきましょう。
また「今週の経済指標」のページでは世界中の重要な経済指標を月曜日にまとめて紹介しているので、トレードをする際の参考にしてください。
ドル円|相場の見通し(2024年7月編集)
アメリカは好景気を迎えており、進行しているインフレを抑えるために高い政策金利を維持しています。ただ景気後退やインフレの鈍化も観測されるようになってきたため、今後は「いつ利下げを実施するのか?」が焦点となってくるでしょう。
日本ではマイナス金利こそ解除したものの、依然として0.10%という低金利を維持しているためインフレに歯止めが掛からず、生活苦が続いています。
加えてロシアのウクライナ進行が起きたことで資源やエネルギーの価格が高騰し、このことも日本のインフレを加速させる要因の一つとなっています。
『このことから日本も近いうちに利上げを実施するのではないか?』と予想されており、アメリカの利下げと日本の利上げが噛み合えば、急激なドル高円安相場も一段落するのではないかと考えられます。
日本は利上げを渋るのが鉄則。もし利上げに踏み切ればインパクト大のイベントになること間違いなし!
まとめ
ここまでドル円(USD/JPY)の特徴とバイナリーオプションにおける攻略法を解説しました。
ドル円(USD/JPY)は日本国内で情報が入手しやすいため初心者からベテランまで人気のある取引銘柄です。
パンダ専務も良く取引してます。Xを見てくれている人は知っているはず!
初心者は最初にドル円でトレード感覚を養うのがオススメ。パンダ専務も使っているハイローオーストラリアで取引に挑戦してみてください!
#バイナリーオプション #ドル円 #USDJPY