バイナリーオプションのペイアウト率とは|高い方が取引で有利になるのか?

バイナリーオプションのペイアウト率とは|高い方が取引で有利になるのか?
この記事でわかること
  • バイナリーオプションのペイアウト率とは?
  • ペイアウト率は高いものを選ぶべきなのか?
  • 主要な取引業者のペイアウト率

こんにちは!パンダ専務です。

今回はこれからバイナリーオプションを始める方のためにバイナリーオプションのペイアウト率について解説します。

ペイアウト率とはいわばギャンブルの払い戻し倍率のことです。バイナリーオプションでは「勝てば掛け金にペイアウト率をかけた利益を獲得」「負ければ掛け金を没収」という決まりに基づいて損益が決められます。

同じ為替取引であるFXは決済するまで損益が分からないため、取引前から利益と損失が確定しているバイナリーオプションはリスク管理がしやすい初心者向けの為替取引といえるでしょう。

ここではペイアウト率の仕組みや代表的なバイナリーオプション取引業者のペイアウト率について解説しています。これからバイナリーオプションに挑戦する方は基礎知識としてペイアウト率について理解しておきましょう。

目次

バイナリーオプションのペイアウト率とは?

バイナリーオプションのペイアウト率とはトレードで勝った時(予想が的中した時)に取引業者から支払われる利益のことであり、一般的に倍率やパーセントで表示されます。

例えば、1万円の掛け金でペイアウト率が1.90倍(190%)の取引に勝利した場合、掛け金と利益を合計して1.9万円(=掛け金1万円+利益9千円)を受け取ることができるということです。

『ペイアウト率が2倍(200%)の取引に1万円を賭ければ2万円の利益になる!』という人がいますが、ペイアウト率には掛け金が含まれているので、正確には1万円が利益となります。勘違いをしないように!

ペイアウト率は取引銘柄(通貨ペアや仮想通貨など)と判定時間(30秒取引や5分取引など)の組み合わせで決められているため、どちらかというと取引銘柄と判定時間を選ぶとペイアウト率が後から付いてくるようなイメージです。

なおペイアウト率は1.70倍~2.00倍とされているのが一般的。バイナリーオプション取引業者でペイアウト率が2.00倍の取引があれば高い方ということになります。

ペイアウト率には固定性と変動制の2種類がある

ペイアウト率には常に同じ倍率で取引できる固定制相場の値動きや時間帯によって倍率が変わる変動制の2種類があります。

固定制は主に海外バイナリーオプション取引業者に採用されている仕組みです。取引銘柄と判定時間ごとに決められており、常に同じペイアウト率で取引をすることができるので、損益の予測が立てやすいというメリットがあります。

変動制は主に国内バイナリーオプション取引業者で採用されている仕組みです。為替相場の状況によってペイアウト率が大きく変動するので、ペイアウト率が高くなるタイミングで注文しなければ利益が伸びにくいという難しさがあります。

初心者には固定制のバイナリーオプション取引業者がオススメです。変動制の取引業者はトレードに慣れてきてから使いましょう。

それでは次にバイナリーオプション取引業者のペイアウト率を確認していきます。

大手バイナリーオプション取引業者のペイアウト率

海外バイナリーオプション取引業者として有名なハイローオーストラリア(HighLow)ブビンガバイナリー(Bubinga)・ザオプション(theoption)・ファイブスターズマーケッツ(FIVE STARS MARKETS)のペイアウト率を見てみましょう。

スクロールできます
取引業者名最低ペイアウト率最高ペイアウト率中央値形式
ハイローオーストラリア1.80倍3.00倍1.85~
2.25倍
固定制
ブビンガバイナリー1.34倍100倍
(NFXモード)
1.80~
1.90倍
変動制
ザオプション1.77倍2.05倍1.80~
2.00倍
変動制
(一部)
ファイブスターズ
マーケッツ
1.52倍1.83倍1.70~
1.85倍
変動制
中央値はパンダ専務の主観です。

特定の銘柄および特定の判定時間だけに特別なペイアウト率を採用していることがあるので、一概に「最高ペイアウト率が高いから優秀な業者」と判断することはできません。

そこでパンダ専務の主観ですが、各取引業者別に取引銘柄と判定時間で採用されているペイアウト率の中央値を算出してみました。

パンダ専務

中央値で見るとハイローオーストラリアがNo.1。ペイアウト率が固定制というのも人気の理由だろうね。

なお「他の取引業者と比較してペイアウト率が高い取引業者を選ぶ」というのは問題ありませんが、「ペイアウト率が高い取引をすれば有利」という考えは危険です。

次にペイアウト率が高くてもトレーダー有利とはいえない理由を解説します。

ペイアウト率が高いほど有利という訳ではない

結論から言うと、取引業者は難易度が高い取引ほどペイアウト率を高く設定しているので、ペイアウト率が高いからトレードで有利ということはありません

例えば、難易度が低い取引でペイアウト率を高くしてしまうとトレーダーに支払う利益が増えるため、赤字にならないようにペイアウト率を抑えなければいけません。

一方で難易度が高い取引でペイアウト率を低くすると誰も取引をしないので、通常よりもペイアウト率を高くすることで『難しいけど魅力が大きい取引』にする必要があります。

では取引業者は何を基準に取引難易度を判断しているのでしょうか?明らかにされている訳ではありませんが、予想される2つの理由を解説します。

スプレッド取引はペイアウト率が高い

ハイローオーストラリアやザオプションのスプレッド取引は難易度が高いため、通常のハイロー取引と比べるとペイアウト率が高く設定されています。

スプレッド取引とは、注文価格を基準に一定の値幅(スプレッド幅)が設定されている取引のこと。通常取引では注文価格から少しでも上回る(下回る)と勝ちとなるが、スプレッド取引ではスプレット幅を超えなければ勝ちとならない。

ハイローオーストラリアのペイアウト率はこれまで2.30倍が上限でしたが、2025年1月20日からUSD/JPYの3分スプレッド取引にのみ3.00倍を導入しました。

パンダ専務

ペイアウト率の高さにつられて損した人が多数。パンダ専務もしっかりとスプレッド幅にやられました。

判定時間が短いとペイアウト率が高くなる

一般的に為替相場の予想は長期よりも短期の方が難しいと言われています。これは短期の時間軸では投機的な動きやノイズ(相場の流れに無関係な乱高下)の影響が大きいからであり、長期の時間軸では投機やノイズが埋もれてしまうのでほとんど影響がありません。

バイナリーオプションで相場分析をするようになると分かりますが、『長期的にどっちに動きそうか?』というのは何となく分かっても、『今どっちに動くか?』を当てるのは非常に難しいです。

以上の理由から、基本的に判定時間が短い取引(数十秒から数分)のペイアウト率は高く判定時間が長い取引(数十分~数時間)のペイアウト率が低く設定されています。

長すぎる判定時間はバイナリーオプションの短時間で結果が出るというメリットを消してしまうので、長くても15分~1時間程度で考えておきましょう。

初心者はハイローオーストラリアの5分取引に挑戦しよう

これからバイナリーオプションを始める人はハイローオーストラリアの5分取引からトレードを初めてみましょう。取引銘柄は自由に選んで良いですが、Turbo取引(スプレッドなし)の5分でトレードするようにしてください。

ハイローオーストラリア
ハイローオーストラリア(HighLow)

ハイローオーストラリアは最短翌日に着金するスムーズな出金処理や丁寧な日本語サポートが高い信頼を得ている「日本人利用者数No.1」のバイナリーオプション業者。

今なら新規口座開設をするだけで5,000円のキャッシュバックボーナスが貰えるキャンペーンを実施中。これからバイナリーオプションに挑戦するならハイローオーストラリアで決まり!

ハイローオーストラリアでは15秒取引や30秒取引といった超短期取引も提供していますが、初心者が挑戦してもただのギャンブルトレードになってしまいます。

一方で、15分取引や1時間取引では判定時間が長すぎてバイナリーオプションの面白さを実感できないので、ちょうど良い5分取引からスタートしてみてください。

パンダ専務

テキトーに注文するんじゃなくて、ちゃんと自分なりに上がりそうか下がりそうかを予想して注文してね!

まとめ

ペイアウト率は取引難易度と比例しているので初心者が2.00倍を超えるペイアウト率に手を出すのはやめておきましょう。最初は1.80倍~1.90倍を目安にトレードしてみるのがオススメです。

この記事のまとめ

基本的にペイアウト率は1.80倍~1.90倍あれば良い方なので、後は取引銘柄と判定時間をみて比較しながら自分にとってちょうど良い取引を選びましょう。

以下のページではバイナリーオプションで勝つために必要な基礎知識をまとめて解説しています。まずは基礎を理解することが大事ですので、ひとつずつ読み進めていきましょう。

バイナリーオプションの初心者ガイド

#バイナリーオプション #ペイアウト率

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この記事を書いた人

こんにちは、パンダ専務です。バイナリーオプションでは1年目に370万程負けて大爆死するも、2年目は950万プラスで復活。今はそこそこ稼いで昼寝するがモットー。このサイトでは9年間の投資家人生で培ったバイナリーオプションの情報をお届けします。

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