バイナリーオプションでは、外国為替・商品先物・仮想通貨などの様々な取引銘柄を使い取引を行います。それぞれの取引銘柄には値動きの特徴や取引を行う際のポイントがあるため、事前に頭に入れておく事で取引を優位に進められるケースも多いです。
まずはバイナリーオプションで取引されている外国為替にはどのような通貨があるのか、それらの通貨の値動きの特徴や取引タイミング、取引のコツについて詳しく見ていきましょう。
各通貨の特徴と傾向
世界には様々な通貨があり、それぞれ値動きに特徴や傾向を持ち合わせています。値動きが激しい通貨、経済状況の影響を受けやすい通貨など、通貨毎の特徴を把握しておく事が値動きを予測する上での鍵を握ると言っても過言ではありません。
バイナリーオプションでは取引業者毎に取り扱われている通貨（通貨ペア）は異なりますが、各通貨の特徴や傾向を覚えて適切な取引タイミングでエントリーが出来るようになりましょう！
欲を言えば、取引業者で取り扱われている通貨の特徴は一通り把握しておくのが望ましいですが、初心者の方が一度に全ての通貨の特徴を把握するのは難しいと思います。その場合は、まず取引量や情報量の多い主要通貨（米ドル、ユーロ、円、ポンド）から覚えるのがオススメです。
また、近年では取引量が増えている中国人民元・スイスフランをこれまでの主要通貨に加えて「6大主要通貨」と呼ぶ事も増えているため、余力がある場合は中国人民元とスイスフランの特徴も抑えておくようにして下さい。
通貨ペア特有の傾向
各通貨の特徴と傾向を覚えたら、それらの通貨を組み合わせた通貨ペアの傾向を覚えましょう。ちなみに、通貨ペアとは異なる2ヵ国間の通貨を組み合わせたもので、「米ドル/円」や「ユーロ/米ドル」の様に売買を行う2つの通貨の組み合わせです。
この通貨ペアは組み合わせや株式市場の開場状況により、値動きが激しい時間帯や値動きが停滞する時間帯が存在します。つまり、どの時間帯で取引を行うかもバイナリーオプションの勝率を左右するため、取引を行う時間帯などにも注意しながら特徴を把握して下さい。
通貨ペア一覧
また、バイナリーオプション取引に慣れてきたら通貨ペアの相関関係にも注目して取引するのがオススメです！相関関係とは、例えば「USD/JPYが上昇すると連動してEUR/USDが下落する」のように、一方の通貨ペアの値動きが他の通貨ペアの値動きに影響を与える事を言います。
相関性の高い通貨ペアは同じような値動きになる傾向が強く、逆に相関性が低い通貨ペア（逆相関関係にある通貨ペア）は逆の動きをする傾向を持つため、「ある通貨ペアが他の通貨ペアに関連してどのような値動きをするのか」というのを理解しておくことが重要です。
※通貨ペアの相関関係の詳細は、下記ページで詳しく紹介していますのでご確認下さい。
商品先物・仮想通貨の特徴
バイナリーオプションは通貨ペアの取引が基本ですが、他にも商品先物・株価指数・仮想通貨の取引をすることも可能です。バイナリーオプション上級者の中には商品先物・株価指数・仮想通貨を専門に稼いでいるトレーダーも存在します。
初心者は分かりやすい通貨ペアでの取引をオススメしますが、バイナリーオプションに慣れてきた方で『通貨ペアだけでは物足りない』『トレードの幅を広げたい』と感じている方は、商品先物・株価指数・仮想通貨に挑戦してみるのも良いでしょう。
商品先物・仮想通貨一覧
商品先物・仮想通貨の特徴は上記リンクよりご確認下さい。
通貨ペアは二国間の交換がメインなので一定の価格帯で推移するのが基本ですが、商品先物・株価指数・仮想通貨は長期的に価格上昇を続けることも珍しくありません。例えば、商品先物のゴールドは工業用品・宝飾品・資産など幅広い需要があるため50年以上も価格上昇を続けています。
商品先物・株価指数・仮想通貨は銘柄によって特徴や傾向が全く異なるため、通貨ペアのように国同士をみるのではなく、より広い視点で銘柄を分析をしなければいけません。通貨ペアのように複数をみるのは難しいため、まずは1つの銘柄を徹底的に分析することから始めましょう。
