- 海外FX業者ZAIXの安全性と信頼性
- レクチャー詐欺でZAIXへの誘導が増加中
- ZAIXで発生したコピートレード事件
こんにちは!パンダ専務です。
今回はパンダ専務への相談件数が増えているZAIX関連のトラブルについてをまとめています。
レクチャー詐欺の誘導先として使われる事例が増えているけど、問題はそれだけじゃなさそう。
ZAIXに関連したトラブルは大きく分けると以下の3点です。
以上のトラブルについて説明すると共に、実際に被害に遭ってしまった方のためにZAIXでのトラブルを解決する方法も紹介しています。
ZAIXとはどんなFX業者なのか?
ZAIXは2021年5月にカナダで設立された海外FX業者であり、他にもマレーシアやセーシェル共和国に支所を保有しています。
拠点が海外にあるため海外FX業者となりますが、公式サイトは”日本語対応のみ”となっており、日本人顧客をターゲットとしているのは明らかです。
海外法人を用意しているだけで、実際の運営は日本で行っているとかもありそう。
金融ライセンスはあるが内容が不十分
金融ライセンスについても記載されており、アメリカ財務省管轄(FinCEN)とマネーロンダリングやテロ資金など怪しい資金の動きを規制するスイスの政府機関(FINTRAC)の認可を受けていると記載されています。
取得しているライセンスはあくまで「犯罪やマネーロンダリングに関与していない」ということを証明するライセンスであり、XMTradingなど主要な海外FX業者が取得している金融ライセンスとは性質が異なります。
またカナダの金融庁にあたる機関は「OSFI」であり、金融庁ではライセンスを取得していませんでした。
ライセンスを保有しているという点は安心材料となりますが、比較的取りやすいライセンスであるため、信用するのは程々にしておきましょう。
海外FX業者としての魅力はない【サービスは低レベル】
大手海外FX業者であるXMTradingとZAIXを比べてみると、残念なことにZAIXが優れている点はありません。
XM | ZAIX | |
---|---|---|
取引銘柄 | 115個 | 71個 |
追証 | なし | なし |
ボーナス | あり | なし |
レバレッジ | 1000倍 | 100倍 |
最低入金額 | 500円 | 10,000円 |
スプレット | 0.6pips | 0.6pips |
XM Trading | ZAIX | |
---|---|---|
取引銘柄 | 115種 | 71種 |
追証 | なし | なし |
ボーナス | あり | なし |
レバレッジ | 1000倍 | 100倍 |
最低入金額 | 500円 | 10,000円 |
スプレット | 0.6pips | 0.6pips |
比較してみると一目瞭然。スプレットと追証が無いという点はXMと同水準となっていますが、それ以外は何一つとして優れているところがありません。
レバレッジ100倍はお世辞にも高いとは言えませんし、ボーナスなしでは新規顧客の集客が難しく、海外FX業界で生き残るには厳しすぎます。
ZAIXが安全であるかどうかを考える以前に、サービス内容が乏し過ぎて、利用しようと考えるトレーダーはいないでしょう。
出金拒否が頻発し過ぎている!
ZAIXでは「出金できない」という口コミが非常に多いため、日常的に出金拒否が起きている危険な業者である可能性が高いです。
「少額なら出金できた」という口コミも見られますが、数十万円を超える残高がある方は出金できていないようです。
また出金拒否の理由が不明確であることも多く、理不尽な対応をされている方も多く見かけます。
自由に入出金できるという当たり前のことができないFX業者は詐欺と同じなので、利用しないようにしておきましょう。
少し調べただけで大量の出金できないツイートが見つかりました。さすがにヤバすぎるね。
ZAIXのコピートレードや自動売買は怪しい&手数料高すぎ!
ZAIXでは資金を自動運用してくれるサービスがありますが、危険すぎるので利用するのはやめておきましょう。
自動売買とは定められたルールに基づいてプログラムが自動でトレードを繰り返す仕組みのこと。自分で細かくカスタマイズをすることもできるので、初心者からプロまで幅広く利用されている。
中にはプロトレーダーの取引手法に基づいてプログラムを作っているツールもあり、取引をマネできることからコピートレードと呼ばれている。
自動売買は過去相場でテスト稼働させて利益が出ることを確認して、それから現在の相場状況に応じて調整しながら使っていくのが基本です。
しかし、ZAIXの自動売買は過去相場での成績も分かりませんし、エントリーをする条件(ロジック)も分かりません。
また自動売買を利用すると手数料がかかり、中には手数料として利益の50%も支払う必要があるコピートレードとのこと。流石に50%はやりすぎです。
XMなら無料で使える自動売買が大量にあるのに、利益の50%が手数料はさすがにゴミすぎて草。
以上から分かるようにZAIXは利用する価値が無いFX業者です。
ではなぜ利用者がいるのかというと、これはレクチャー詐欺の誘導先として利用されていることが原因でしょう。
次にZAIXへの誘導を目的としたレクチャー詐欺について詳しく解説していきます。
レクチャー詐欺にZAIXが使用されるケースが増加中!
以前はハイローオーストラリアへの誘導がメインだったレクチャー詐欺ですが、最近はZAIXに誘導するケースが増加しています。
ハイローオーストラリアへの誘導が減った理由としては「ハイローオーストラリアに登録済みの人が増えた」「パンダ専務の注意喚起で警戒心が強まった」という2点が考えられます。
レクチャー詐欺師の目的は「業者への紹介料」であり、ハイローオーストラリアやZAIXに顧客を誘導して口座開設をさせることで、業者から紹介料を受け取っています。
ただし、紹介料は”初回登録の顧客“に限定されるため、既にハイローオーストラリアの口座を持っている人を紹介しても紹介料は貰えません。
そのため、サービスを開始したばかりで利用者が少ないZAIXに誘導することで、紹介料の取り漏らし防ごうという魂胆なのでしょう。
司法書士事務所さんと協力して被害に遭った人の返金まで粘り強くいきます。詐欺師は覚悟しろよ。
レクチャー詐欺の誘導経路と手口を解説!
レクチャー詐欺師の誘導経路や手口は「【危険】バイナリーオプションのインスタ女子・LINEレクチャーに本物は居ない!【詐欺の手口公開】」の記事で解説しているやり方と変りません。
金持ちアピールをしている美人が「稼ぎ方をレクチャーします」と書いてるからDMしたら詐欺に遭うパターン。
実際にパンダ専務に寄せられた相談をもとに、ZAIXへの誘導手口を紹介しておきます。
金持ち美人を装ったなりすましアカウントでお金に困っている人をターゲットにしています。お金持ちを装っているのは「自分もこの人について行けば稼げる」と勘違いさせるためです。
ちなみにインスタグラムでは本人が投稿しているように見せかけていますが、実際は中国のインスタグラマーなどの画像を転載しています。
詐欺師と転載元を見比べてみよう!
詐欺師のアカウントから届いたメッセージに返信、またはこちらからアカウントに連絡すると勧誘が始まります。
SNSのメッセージ上で勧誘を勧めていく場合もありますが、最近はLINEへ誘導されるケースが目立ちます。
LINEでは「稼ぐ目標金額の設定」「投資に関する知識の確認」「保有資金の確認」などが行われているようです。
グループLINEでは「他の参加者(サクラ)が稼げた金額の報告」をしており、サクラと知らずに「本当に稼げている人がいるんだ!」と信じてしまう方が多いので注意しておきましょう。
十分に信頼させたところで具体的なレクチャーや口座開設の話が始まります。
レクチャー費用は「本当に稼げたら後払いして欲しい」と言われるのでお得感や信頼感がありますが、詐欺師としては最初から「レクチャー費用は貰えたらラッキー」くらいで考えているので、レクチャーに自信があるわけではありません。
ここで口座開設を勧められるケースが多く、ハイローなど新規口座開設をすることで紹介料が支払われる業者をおすすめされます。
もちろんレクチャーを受けながら取引をしても勝つことはできません。そこで誰でも勝てるサインツールの購入を勧められます。
サインツールはMT5やMT4に導入して使うものが多いので、MT4やMT5についての説明もこの辺りであるでしょう。
またサインツールは勝率によって価格が違うことも多く、なぜか利用者の上限人数が決まっています。
お得感を出すために「一番勝率が良いプランがちょうど空きました。通常は30万円ですが、今なら特別に10万円で良いです」というセリフで勧誘してくるケースが多いです。
「レクチャーを受けても勝てない、サインツールを使っても勝てない」という人に待っているのはZAIXです。
ZAIXは資金を自動運用してくれる仕組みがあるため「預けるだけでプロと同じトレードができる」というセリフで勧められることでしょう。
結局はZAIXを利用しても稼げず、最終的に多額の損失だけが残ってしまうだけです。
以上がレクチャー詐欺の流れです。あの手この手で騙そうとしてくるので、くれぐれも注意してください。
誘導先や言い回しを変えてくるけど、根本の流れは変わりません。怪しいなと思ったらパンダ専務に相談してください!
レクチャー詐欺師のインスタグラムを晒上げ
注意喚起のためにパンダ専務が把握している詐欺師アカウントを紹介しておきます。
いたちごっこのようになっており、上記のアカウントもいずれは削除され、新しい詐欺アカウントが誕生することでしょう。
ただし、見た目は全く同じようなアカウントだと思うので、自分で見極めて連絡を避けるようにしておいてください。
もし既にお金を払ってしまった場合には速やかに法律の専門家に相談するのがベストです。
ZAIXのコピートレード事件とは?有名インスタグラマーも関与!
ZAIXでは2023年6月6日にコピートレードを利用していた顧客の資金が溶けてしまう事件が発生しました。
ZAIXのコピートレードを利用していた方の口座残高が突然マイナスになってしまう事件が発生。急激な価格変動が原因でZAIXが強制的なロスカットを行ったためだと見られている。
当時は多くのフォロワーを抱えているインフルエンサーが大々的に集客を行っていたということも被害者が増加した原因となってる。
もちろん投資なので資金が0円になってしまうリスクはあります。そのため顧客の自業自得とも言えますが、今回は100%自己責任とも言えないようです。
まずはインスタグラマーの集客に関して。そもそもインスタグラマーの集客方法にも問題があったようで、「元本保証」「プロがトレードする」「簡単に稼げる」という表現を使っていたという口コミもあります。
リスクの説明などをせずに勧誘していたとすれば問題ですし、中には「自分がトレードする」と言っていたインスタグラマーもいるようです。
ちなみに大半のインスタグラマーがお金配りでフォロワーを稼いでいます。ZAIXへの誘導を目的として運用されていた捨て垢の可能性も高いね。
集客を行っていたインスタグラマーは既にアカウントを削除しているため確認はできませんが、何人かの方が保存していたスクショをXに掲載しています。
また6月5日といえばISM非製造業景気指数が発表された時間なので「経済指標が原因でロスカットになったのではないか?」という噂もありました。
しかし、指標の重要度や発表内容を見るとそこまでインパクトの強い物では無かったので、プロトレーダーが大損する程の変動はありませんでした。
またZAIXで利用できる自動売買(コピートレード)の仕組みやロジックを解説するページが以前はありましたが、パンダ専務がこの記事を書いている時点で見れなくなっていました。
今回の事件で忘れてはいけないのがインフルエンサー”日向護”です。
日向護はインスタ投稿を全削除して逃走済み
日向護はフォロワー6万人以上を抱えるインフルエンサーであり、自分のように稼げるとしてZAIXのコピートレードを勧めていたようです。
事件後は被害者ヅラをしており「日向ファミリーを幸せにしたい」「ちゃんと説明する」など言っていますが、既にインスタアカウントを削除して逃走しています。
レクチャー詐欺でよく見るアカウントと同じ匂いがしますし、「自分も被害者だ!」といって逃げるのもよくある手法です。
本人としてはZAIXから十分な紹介料を貰っているはずですし、今回のコピートレードにはもちろん参加していないと思うので、痛くも痒くもないのでしょう。
以降は日向護の公式LINEで対応するとのことですが、既に返信は返ってこないようです。
日向護は元本保証の意味さえ知らないド素人!?
明確な証拠が残っていないようですが、日向護は「元本保証だから大丈夫」と主張している方もいます。
ZAIXには「入金額以上の資金が発生しない仕組み(いわゆるゼロカット)」はありますが、「入金額が保証される仕組み」はありません。
勧誘している以上は間違っていたでは済まないですし、この程度の知識で顧客を集めていたのかと考えると情けなくなります。
ZAIXとインフルエンサーが手を組んでいた可能性は大
TwitterをはじめとしたSNSでは今回のコピートレード詐欺事件の関係者が次々と晒上げられています。以下にパンダ専務が確認した関係者を紹介しておきます。
予想はしていましたが、ZAIXとインフルエンサーは裏で繋がっていたようで、X上でも関連性を示唆する内容が多く取り上げられています。
結局のところはZAIXとインフルエンサーが共謀して顧客を集め、まとめて罠にハメたという事でしょう。
最初から計画されていた動きであることは間違いなく、まだ運営を続けているZAIXが飛ぶのも時間の問題でしょう。
早めに対処しなければ解決が難しくなる可能性もあるので、もし既に被害に遭っている方は少しでも早く専門家に相談をするべきです!
ZAIXで被害に遭ったらプロに返金相談すべき!
ZAIXのコピートレード詐欺やレクチャー詐欺で資金を騙し取られてしまった方も諦める必要はありません!
FXやバイナリーオプションを使った情報商材詐欺に強い丹誠司法書士法人に相談すれば返金対応をして貰える可能性が非常に高いです。
相談しても無理だと諦めて対応してくれない弁護士・司法書士が多くいる中で、丹誠司法書士法人は返金実績が非常に高く、また親身に相談を聞いてくれるため安心して任せることができます。
事務所名 | 丹誠司法書士法人 |
---|---|
代表者名 | 和田 勇祐 |
所在地 | 〒105-6922 東京都港区虎ノ門4丁目1-1 神谷町トラストタワー22階 |
東京司法書士会会員番号 | 6722 |
法務大臣認定番号 | 1312042 |
「司法書士は140万円までの返還請求しか出来ない」という法律がありますが、丹誠司法書士法人では140万円以上の返金請求について提携事務所と連携することで対応しているため、仮に被害額が140万円以上でも安心して相談してください!
もちろん書類作成費用や依頼料は発生しますが、実際に詐欺師から返金された際に返金額から諸費用を支払うため、手元にお金がない方でも問題ありません。相談は完全無料なので、まずは相談だけでもしてみることをオススメします。
LINEで丹誠司法法人を友達追加したら、詳細を連絡してください!
【パンダ専務×丹誠司法法人】で被害者を救っていきます!
最近は特にZAIX関連の事件に関する問い合わせも多く寄せられているとのこと。早めに相談するのが肝心なので悩む暇があるなら早く連絡をしましょう!
まとめ
ZAIXはコピートレード詐欺を引き起こすなど非常に危険なFX業者であり、レクチャー詐欺にも悪用されているため絶対に利用しないようにしておきましょう。
ZAIXもハイローオーストラリアのように詐欺師に悪用されているだけかと思って調べてみましたが、ふたを開けてみればとんでもない悪質業者でした。
FXやバイナリーオプションは上手に使いこなせば大金を稼ぐことができますが、一方で大金が動くため詐欺師の標的になりやすいというデメリットがあります。
詐欺から身を守るためには、自分で危険を予知することが大事であり、パンダ専務が出来ることはあくまでサポートです。
1つ言えることは「簡単・自動・稼げる・損をしない」という投資は絶対にありえないということ。甘い言葉に惑わされないようにして注意しておきましょう!
一人で悩むくらいならパンダ専務に相談するのダ。力になるよ!